勿論、良い意味でですが、ディボック・オリギは不思議なプレイヤーでした。
コンスタントに出場をしていたわけではないものの、ビッグマッチでゴールを決める。
その勝負強さたるや、生まれ持った強運の持ち主か!とさえ思ってしまいます。
そのディボック・オリギですが、6月末日をもってリバプールとの契約が満了となります。
既にお別れも済ませており、この時が来ることは分かっていたものの、やはり寂しさを感じないわけにはいきません。
リバプールのメンバー表からディボック・オリギの名前が消える日。
まだ、かろうじてメンバー表にディボック・オリギの名前はありますが、27番の背番号はダルウィン・ヌニェスに渡ることが決まっており、現在ディボック・オリギの背番号は付されていない状態です。
エコーが報じるところによれば、ディボック・オリギはイタリアに渡っており、ACミラン加入に関わる手続きを終えたとのこと。
移籍関連に係る情報のエキスパートであるファブリツィオ・ロマーノ氏も、ディボック・オリギはACミラン入りで決まったとしています。
同氏によれば、プレミアリーグやブンデスリーガのクラブからも誘いがあったものの、ディボック・オリギはそれを断り、ミランへ行くことを選んだとのこと。
ディボック・オリギが、リバプールで残した数字ですが、公式戦出場は175試合。
その間に41ゴールを決めています。
ただ、ディボック・オリギの場合には、その41ゴールが凄かった。
特筆すべきは、やはりチャンピオンズリーグ準決勝のバルセロナ戦で見せたゴールでありましょう。
また、エバートン戦に滅法強かった。
コップから愛される由縁だと思います。
ディボック・オリギがウオーミングアップをスタートさせると、いつもアンフィールドではディボック・オリギのチャントが聞かれました。
愛された27番。
まだ、公式発表は来ていませんが、彼の幸運を心から祈ります。