折しも本日、「ロベルト・フィルミーノの献身性」という私見を書かせていただきましたが、献身的といえば、真っ先に思い浮かぶのが、あのディルク・カイトですね。
偶然にも、そのディルク・カイトのコメントがLFCに寄せられました。
ディルク・カイトは、ロベルト・フィルミーノを高く評価しており、彼のファンだと語っています。
これは、ディルク・カイトがLiverpoolfc.comへ寄せて語ったもので、ロベルト・フィルミーノは、勇気と無私がブレンドされたプレイヤーで、そのことが彼を特別な存在にしていると。
ロベルト・フィルミーノ自身、素晴らしいストライカーであるものの、周囲のチームメイトを活かす才能もあることをディルク・カイトは強調しておりました。
まさしく、献身性を兼ね備えた新しいタイプのストライカーという見方をディルク・カイトもしていると受け取ってよさそうです。
一応、ディルク・カイトの言葉について、その一部を私なりにまとめてみたいと思います。
(Dirk Kuyt)
彼は、彼独特のスタイルを持っているね。
そのことが、彼をスペシャルなものにしているんだ。
私が好きな理由だよ。
ヨーロッパに沢山いる典型的なストライカーとは、タイプが違うんだ。
フィルミーノは、彼自身のスタイルを持っていて、特別なものがあるね。
彼は、素晴らしいゴールを決めているが、一方、周囲のプレイヤーに供給をすることも出来る。
偉大なゴール・スコアラーであると同時に、彼がやっているのは、チームプレイヤーとしてだよ。
私は、それほどよく彼を知っているわけではない。
でも、彼がプレイしているところを見たならば、彼はチームの勝利を欲し、自分自身のためにゴールを決めようとするストライカーではないことが分かるだろう。
私にとっては、そのことがフィルミーノについて、最も大きなことなんだ。
彼は、素晴らしいゴールを決めるが、素晴らしいアシストも提供する。
私の目には、そんな彼がリバプールにとって素晴らしいプレイヤーだと映るよ。
また、同時に彼は、すごいハードワーカーだと、私は思うよ。
彼は利己的ではなく、一生懸命に仕事をするね。
私は、ほとんどすべての試合を見ているが、そんな時、彼は常にすべてを捧げているよ。
時には彼もゴールがなく、アシストがないこともある。
だけど、彼はいつだってベストを尽くしている。その一点だよ!
モー・サラーは、素晴らしいシーズンを過ごしていると思うよ。
私は、フィルミーノも素晴らしいシーズンを過ごしていると思うし、チームはとてもよくやっているね。
特に、最近の2ヶ月は、すごくいいね。
だけどある意味、これは個々の業績なんだよ。
次のステップは、チームとしての業績を成し遂げることだ。
重要なのは、トロフィーを獲得することだね。
彼等のようなプレイヤーを私が見るに、彼等はチームとして、トロフィーを獲得したくてたまらないことだろう。
個人としてではなくね。
フィルミーノやモー・サラーのようなプレイヤーが、そのことをよく表しているよ。
今、彼等はチームとして成し遂げたいと欲している。
それこそが、次のステップさ。
多分、彼等はチャンピオンズリーグで成し遂げるだろうね。
ディルク・カイトが、いつもリバプールへ思いを寄せてくれていることは知っていましたが、本当によく見てくれていますね。
ロベルト・フィルミーノに関しては、ディルク・カイトの言うとおりだと思います。
そんな姿勢を貫くプレイヤーがいる以上、チームとして次のステップへ行く時だ。
ディルク・カイトは、おそらくそれは、チャンピオンズリーグになるだろうとしています。
本当に、ディルク・カイトの気持ちには感謝したくなります。
ディルク・カイトは、リバプールのレジェンドだと言っていいと思うし、そのディルク・カイトから、ここまで讃えられたボビーは、報われた思いを抱くのではないでしょうか。
大先輩の期待に報いるためにも、ビッグ・イヤーを掲げたいですね。