マンチェスター・ユナイテッド戦において、先発で出て来たのはディヴォック・オリギでした。
試合前から、「先発はオリギがいいんじゃないか」とは、ジェイミー・キャラガーも述べていたところです。
試合結果はドローでしたが、私自身は、オリギのプレイは悪くなかったと思っています。
よく動いていたし、相手への抑止力にも成り得ていたと感じるのです。
マンチェスター・ユナイテッド戦でのオリギは、中央に張るというよりも、ワイドに開き気味のポジションを取り、特に左からの攻撃を積極的に敢行していました。
このことが、ユナイテッドのバレンシアへプレッシャーをかけ、攻撃参加を防いでいたのは事実だと思います。
そのオリギが、マンチェスター・ユナイテッド戦終了後に、よかったところと、そうでなかったところをしっかり検証して、これからもチームがひとつになって戦っていきたい!という趣旨の発言をしています。
ここでは、Liverpoolfc.comが紹介しているオリギのコメントについて、その一部ですが、私なりにまとめてみたいと思います。
(Divock Origi)
もちろん勝つつもりだったよ。
だから、ドローで終わったことには、ちょっとがっかりしている。
ぼく達は、強さを見せられた部分もあったし、一方ではもっと積極的に行くべきところもあったと思う。
とても激しい戦いになったし、勝ちたかったのは当然だよ。
しっかりと分析をして、何が良くて、何が悪かったかを見なければいけないね。
相手がフィジカルを用いた戦い方を仕掛けてくることは、分かっていたよ。
だからぼく達は、フィジカル面で負けないようにしつつ、自分達の試合をする必要があったんだ。
ぼく達としては、ミッドフィールドでのパス回しと長いパスを織り交ぜて、自分達の強さを出すプレイをしたいと思っていたよ。
シーズンいまだ半ばさ。
だけど、しっかりと3ポイントを獲り、ライバル達よりも上にいることが重要だね。
上位のチーム達は混戦状態だし、一試合、一試合が重要になってくる。
チームがひとつとなって、より良い結果を出していきたいね!
ジョゼ・モウリーニョに言わせれば、ポゼッションのこととか、そういった数字を持ち出してくるのでしょうが、私としてはリバプールのほうが、上質のフットボールをしていたのは、明かな事実だと思っています。
見ていて、どちらのプレイが面白いか?
一目瞭然。
それにしても、ユナイテッドが、あそこまで露骨にパワープレイをしてくることは、私としては予想外でした。
しかり、オリギのコメントを見ると、それも予想をしていたようですね。
当然のことながら、3ポイントが欲しかった。
しかし、もうマンチェスター・ユナイテッド戦は終わりました。
発想を転換して、オールド・トラフォードで1ポイントなら最悪ではない・・・くらいの気持ちで行ってみましょうか。
実際、ユナイテッド側とすれば、ホームで勝ち点2を落としたのですから。
オリギは、まだ若いし、今後ベルギー代表としてもキャリアを積んでいけば、伸びしろの多いストライカーだと思います。
これからに期待したい一人ですね。
最初にも書きましたが、私自身は、オリギはナイスプレイ!を見せてくれたと思っています。