昨日、香港で行われたアジア・トロフィーにおけるクリスタルパレス戦ですが、2-0でリバプールが勝利。
序盤から終始、試合の主導権を握り、支配していたのはリバプールの方だと思います。
ただ、フィニッシュの部分が決まらずに推移して行ったという内容でした。
こういうとき、とにかく決めきってしまう!というタレントが必要なのですが、リバプールに先制ゴールをもたらしたのは、新戦力のドミニク・ソランケでしたね。
ボールを受けてから、自分の壺へと持ち込み、鋭くも低い弾道でゴールの左横へと突き刺した見事なシュートでした。
こういう場面で決めきれるということこそ、ストライカーとしての存在感を果てしなくアピールしたものだと、私は捉えています。
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— Liverpool FC (@LFC) 2017年7月19日
リバプールの攻撃陣は、プレミアリーグでも屈指のものだし、ドミニク・ソランケがコンスタントな出場機会を得ることは、それほど簡単ではないかもしれません。
ただ、今回のように、ピッチに立てば何かが出来る。
それを示したのは、非常にポジティブなことだと思います。
モハメド・サラーも、早い段階でリバプールにフィットする兆候があります。
さらに、もう少しで、サディオ・マネも戻って来る。
こうなると、かなりリバプールの攻撃陣は充実してきますね。
ダニエル・スタリッジが、怪我なくシーズンを通じてプレイできることも前提です。
こういったことを考えると、リバプールがより強いチーム、高いランクへと上り詰めるためには、やはりディフェンスラインを強化することが、現実的な目標にも思えてきます。
ドミニク・ソランケの話題に戻りますと、U20のワールドカップでも決定的な仕事をし、イングランドをチャンピオンへと導いています。
何か、強い運も兼ね備えた若手のように思えてくるのです。
これから、どれだけ伸びていくのか。
チェルシー時代から将来を嘱望され、イングランドの次世代エース!とも呼ばれていたドミニク・ソランケ。
非常に楽しみなプレイヤーです。