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ドルトムントのバス爆発物被害へ寄せて 心からお見舞い申し上げます

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日本でも多々報じられていることから、ご存知の皆様が多いと思いますが、チャンピオンズリーグ準々決勝ドルトムント対モナコ戦の開催にあたり、スタジアムへ向かうドルトムントのプレイヤー達を乗せたバスに爆発物が投げつけられるという事件が起きてしまいました。
クラブが発表しているところによれば、マルク・バルトラ(スペイン)が怪我を負い、病院で治療を受けたそうですが、負傷者は一人だったようです。
まずもって、心からお見舞いを申し上げます。

現地警察の発表によれば、犯行はドルトムントのバスを狙ったものと見られているようで、試合は延期措置が取られています。

この事件は、現地時間では4月11日に起きたもので、くしくも、ちょうど約1年前には、リバプールとドルトムントが歴史的な名勝負を展開した時期にあたります。

昨年の4月14日、ヨーロッパリーグの試合において、リバプールとドルトムントは、アンフィールドで対戦。
4-3でリバプールが劇的な勝利を飾っており、試合内容もエキサイティングでしたが、4月15日がヒルズボロの悲劇の日にあたっていたことから、両チームのサポーターによる’You'll Never Walk Alone'の大合唱がスタジアムにこだました光景を忘れることはできません。

この試合での両チームのサポーターの姿は賞賛され、FIFAから表彰を受けています。

万が一、ドルトムントのプレイヤー、そして周囲にいたファン達に更なる危機が襲っていたならば、あまりにも悲しい4月になってしまいます。

大きな被害に発展しなかったことには安堵もしていますが、徹底究明をして、再発防止に万全を期す必要がありますね。
これは、ドルトムントだけに限らず、すべてのフットボールクラブが、十分留意すべきことかと思います。

リバプールFCも、ドルトムントへ向けて公式にメッセージを発しています。

フットボールを誰もが安心して観戦できる環境をつくろうということを世界中のフットボールファンが、ヒルズボロの悲劇で学びました。
そういった気持ちを踏みにじるかのような蛮行には、心から憤りを覚えます。

怪我人が少なかったからいいとか、そういうことで済ませてはいけないことだと思うし、皆が心からフットボールを楽しみ、満喫できる世界を築いていきたいですね。

言葉整いませんが、ドルトムント関係者の皆様へ、重ねてお見舞い申し上げます。

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