移籍関係

ドルトムントCEOがジェイドン・サンチョの移籍容認を示唆

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Jadon Sancho


昨年の夏、本年の1月と、補強に関しては大きな動きをしなかったリバプールですが、その分も含めて来たる夏の移籍市場での動きが注目されています。
これまでにも数人の補強候補が、各メディアで報じられていますが、そのうちの一人がボルシア・ドルトムントに所属するジェイドン・サンチョ。
ドイツで活躍をしているものの、ジェイドン・サンチョはイングランド代表であり、プレミアリーグに戻る可能性が濃厚とも伝えられています。

ジェイドン・サンチョは、14歳の時期にマンチェスター・シティに加わっており、ドルトムントに活躍の場を移したのは2017年のこと。
彼の才能が開花したのは、ドルトムントにおいてだと言っていいと思います。

このジェイドン・サンチョには、リバプールをはじめ、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーも強い関心を示していると見る向きが多いわけですが、ドルトムントが、そう簡単に手放すのか?という課題もあります。

元々注目をされていた若手ですが、今シーズンは特に好調で、ドルトムントのプレイヤーとして公式戦35試合に出場し、17ゴール、19アシストを記録しています。
自らゴールを決められる一方で、アシスト数も非常に多い。
これは、確かな強味ですね。

リバプールの場合には、どうしてもアフリカネーションズカップを念頭に置かざるを得ず、モハメド・サラーとサディオ・マネが揃ってチームを離れるというリスクがあります。
その場合、どうしてもアタッカーが必要になるというのは、自然の理だと言えそうです。

ところで、ドルトムントのハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOが、ジェイドン・サンチョを放出することを容認すると受けとめられる発言をしたそうです。

これは、ハンス・ヨアヒム・ヴァツケCEOがRMC Sportのインタビューにこたえたもので、クラブとしてはジェイドン・サンチョに留まってほしい。
一方で、もし彼がいつの日か、新天地に旅立ちたいと言ってきたならば、話を聞くという趣旨の発言をしたものです。

Hans-Joachim Watzke
ジェイドンは、実に、実に素晴らしい才能を持っている。
おそらく、アンダー21においては、ヨーロッパで最高だろうね。
私の見解だが、今後数年のうちに、彼は世界でもトップ2、トップ3のプレイヤーとなる可能性を秘めている。
私達は、出来る限り長く彼を留めるように最善を尽くすことだろう。
私達と彼は、とても良い関係が築けているしね。
だが、いつの日にか、彼が私達の元へ来て、クラブを去りたいと言ってきたならば、そのときには話し合うよ。

ジェイドン・サンチョは、2000年3月25日生まれですので、まだ19歳というティーンエイジャーです。
もし、プレミアリーグのクラブが獲得をするとなれば、相当高額な移籍金が発生するだろうとも思われます。

それでもリバプールは、ジェイドン・サンチョ獲得へと舵を切るのか!
ここ2回の移籍市場で、動きが静かだったリバプール。
しかし、来る夏には補強が必須となるポジションがあると見ることが妥当にも思えます。
噂どおりにジェイドン・サンチョが、ユルゲン・クロップ監督のウィッシュ・リストに載っているのか?
それとも、意外な名前がそこにあるのか?
いずれにしても、今後におけるリバプールの動きが注目されます。

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