
Hugo Ekitike
ウーゴ・エキティケのリバプール入りが決まったのはつい先日のこと。
その彼が、今は日本の地にいますね。
これまで2回にわたって入団に伴うインタビューをお伝えしてきましたが、今回が締め括りとなります。
過去2回のインタビューご紹介については、もしよろしければ下記のリンクからご覧ください。
リバプールにはすべてを達成できるクオリティーがあると語ったエキティケ(インタビューその1)
自分のことをゴールを決めるだけのストライカーだとは定義したくないと語ったウーゴ・エキティケ(インタビューその2)
前置きは短く、さっそく行ってみたいと思います。
Q: より若い頃、テレビでリバプールの試合を観たことはある?今回の移籍で、その頃の記憶が蘇ったりするの?
正直なところテレビでは観られなかったんだ。
有料放送だったから支払えなくてね。
でも、子どもの頃からずっとフットボールを観てきて、YouTubeで試合のクリップを見たりしていたよ。
プレミアリーグでプレーすることを夢見ていたから、今回のことは本当に大きな出来事だし感謝しているんだ。Q: 最近、スティーブン・ジェラードの名前が入った1990年代のリバプールのアウェイユニフォームを着ている写真をSNSに投稿していたね。その背景にはどんなストーリーがあったのだろう?
あのストーリーの背景は、バケーションに出かけることになって、その間もトレーニングがあるのは分かっていたから、ヴィンテージのユニフォームが好きな僕のために兄がショップへ行って買ってきてくれたものなんだよ。
そのあとのストーリーはご存じのとおりさ。
今こうして僕はリバプールにいるというわけ!
彼(ジェラード)は、僕にとってリバプールの最初のレジェンドとも言える存在だから、本当に尊敬しているし、あのユニフォームもすごく格好いいんだよ!Q: 数か月前になるけど、ファン・ダイクが新契約を結んだ際に「It was always Liverpool(最初からリバプールだった)」という言葉を使った。君にとっても、このクラブが最初からベストな選択肢だったという気持ちはある?
そうだね、僕にとっても正しい選択だったよ。
このクラブの運営の仕方や、ここにいる人々について聞いたことや雰囲気、ファン、スタジアム、そして選手の成長を後押しする体制など、すべてが魅力的だったよ。
それにすでにプレミアリーグ王者だしね。
イングランドで最高のチームであり、世界でも有数のクラブだ。
だから、やっぱりリバプールだったんだよ。
監督と話をしたときから、僕の中ではもう決まっていたんだ。Q: アンフィールドで初ゴールを決めたとき、どんな歓声が起こるのか想像したことはある?
アンフィールドはヤバいね!
あの場所でプレーをすることが待ちきれないよ。
正直なところ、そこでゴールを決めたときのことはまだ想像もつかない。
でも、試合が近づいていざプレーをするとなったときには、いろいろ想像すると思う。
本当に特別な場所さ。
テレビで何度も観てきたけど、本当にクレイジーなスタジアムで、クレイジーなファンがいるので、きっと最高の体験になると思うね。Q: このインタビューを観ている、あるいは読んでいるリバプール・サポーターにメッセージをお願いできるかな。
ハイ!ファンのみなさん!
僕はウーゴ・エキティケ、新しいスカウサーだよ!
みんなのために勝利を重ねて、ゴールを決めて、成功して、スタジアムで一緒に楽しむのが待ちきれないよ。
みんなに会えるのが本当に楽しみだ!Q: このインタビュー中、ずっと笑顔だね。リバプールの選手になれてやっぱりとても嬉しいのでは?
本当に幸せだよ。
スピード感のある展開だったから、今自分は本当にここにいるんだって実感する必要があると思うし、まさにその実感が湧いてきているところさ。
少し時間はかかるものだけど、こうしてリバプール、そしてプレミアリーグに来られたことは、僕の夢そのものだ。
だからすごく嬉しいし、自分のことも誇りに思っているよ。
スティービーのユニフォームを着た写真ですが、お兄さんが買ってくれたものだったのですね。
プレミアリーグでプレーをすることが、アンフィールドのファンの前で試合に出ることが待ちきれないと語ったエキティケ。
特にコップスタンドへ向かって攻撃をする際には、アドレナリンがでまくりでしょうね!
大きな期待を背負っての入団ですが、エキティケはまだ若いし、周りにいるチームメイトの助けも借りて、スムーズに馴染んでほしいと思います。
彼がリバプールでの初ゴールを決めるのはいつなのか!
アシストを決めて見せるのはどの試合なのか!
それを目撃することが楽しみです。