今、思い出しても、ヨーロッパリーグ準々決勝リバプール対ドルトムントは、クラブ史上に残る名勝負だったと実感します。
大逆転劇は、あたかもイスタンブールの奇跡を想起させるほどに。
ある時間まで、ドルトムントサポーターは勝ち上がりを確信していたことでしょう。
しかし、結果はそうならなかった。
ドラマが待っていましたね。
さて、ドルトムントのエースとして、今シーズンは特に大活躍が目立つオバメヤンですが、信じられない!最悪!としつつも、リバプールはそういったことが出来るチームなんだと語り、ヨーロッパリーグで優勝できる!と、しています。
オバメヤンは、その発言の中で、ユルゲン・クロップの存在にも触れており、この名勝負、奇跡が起きた大きなファクターは、ユルゲン・クロップにある!と、考えているそうです。
私は、あの大勝負が終わった後に、すぐに思っていました。
ドルトムントの分までリバプールはがんばらなければいけない!と。
ちょっとミラクルがかったところもあるし、ヨーロッパリーグのタイトルを獲ることも起こり得るように思うし、それを実現させなければ、いけないと思う次第です。
ちょっぴりですが、ここでオバメヤンの言葉をご紹介したいと思います。
(PEA)
最悪だよ!本当に最悪だったよ!
とってもいい試合になったね。
信じられないような試合だよ。
ぼく達は2-0でリードをしていて、3-1にもしたんだ。
そうしたら、彼等が追い上げてきたんだ。
wow!だよ!
とても信じられない!
いまだにぼくは信じられないんだ。
本当に信じられない試合になったけど、ぼく達は、リバプールがああいうことをやってしまうチームであることが分かっている。
ぼく達が準決勝へ行くことが、指の隙間からこぼれ落ちてしまったんだ。
だけど、時々フットボールには、こんなことも起こるものだね。
ぼくとしては、ユルゲン・クロップが、このファクターになったと思っているよ。
ドルトムントのみんなが、彼のことを話していたよ。
ぼくが思うには、彼はドルトムントを知り尽くしているからね。
もっとぼく達がプレスに行けていたら、いい結果が出ていたと思うんだ。
リバプールには、何か特別なものがあるね。
ぼくは思うんだ。
ユルゲン・クロップが、エネルギーを持ち込んでいる!とね。
彼等は、それは負けるときもあるだろうけど、どんな時でも勝てるチームだ。
そう、彼等は復活し、何か特別なものを得たと思うよ。
ぼくは、そう思うんだ!
だからぼくは、リバプールがヨーロッパリーグで優勝すると確信しているよ!
事実だけを言えば、ヨーロッパリーグで勝ち上がったのはリバプールであり、敗退したのはドルトムント。
それでも、妙に爽やかな風を感じます。
その顕著な例が、こういったオバメヤンの言葉、気持ちではないでしょうか。
私としては、さらに強い気持ちを抱くに至っています。
対戦し、名勝負を展開したドルトムントのためにも、リバプールはヨーロッパリーグのトロフィーを掲げる責任がある!と。
オバメヤンには、ありがとう!と言いたいですね。