ドイツ代表に参加していたため、メルウッド入りする時期が他のメンバーよりも遅くなったエムレ・チャンにとっては、ヘルタ戦が今シーズン初のプレシーズンマッチ出場となりました。
私が見る限り、かなり気持ちが入っていたと思うし、エネルギッシュだったように感じました。
やる気満々エムレ・チャン!と、呼びたくなってしまいました。
ヘルタ戦において、スタメンで出てきたエムレ・チャンですが、ファーストハーフはアンカーの役割を果たしていましたが、随所に前線へあがる動きも見せていましたね。
ある場面では、単独でドリブル突破をはかり、かなりの距離を走っていたシーンも印象的でした。
相手プレイヤーに囲まれても、それを引き連れるように突破していく姿・・・。
ああいった姿を見ると、旧きドイツ人の典型のようにさえ思えた次第です。
一部では、ユベントス行きの噂も出ているエムレ・チャンですが、あの姿を見る限り、リバプールでの新シーズンにかけている意気込みが伝わってきたように思います。
ヘルタ戦のセカンドハーフにおいては、ヘンドがピッチインしたため、また違ったポジションを担当し、結果的に58分間のプレイをしています。
エムレ・チャンとしては、次なるバイエルン・ミュンヘン戦こそ、さらにモチベーションが高まることでしょう。
フットボーラーとして育った故郷とも言っていい場所ですからね。
バイエルン・ミュンヘン戦で、エムレ・チャンが、どんなプレイぶりを見せるのか?
注目してみたいと思います。
いずれにしても、かなり気合いが入っていることは、確かに伝わってきたかと思います。
なお、なかなか触れる機会がなかったのですが、エムレ・チャンの代わりにピッチへ入ったオビエ・エジャリアですが、ヘルタ戦では非常に良いプレイをしていたと、私個人的には感じています。
懐の深さを見せてくれたし、簡単にはボールを奪われない強さも伝わってきました。
リバプール。
少しずつ、チーム層を厚くして、さらに高いレベルへと引き上げていきたいですね。