リバプールとの残り契約期間が半年を切り、その去就が注目されるエムレ・チャンですが、先日のマンチェスター・シティ戦では気迫あふれるプレイぶりで、チームに貢献をしてくれましたね。
移籍のことが頭にあると、モチベーションを維持できなくなるプレイヤーも多い中、エムレ・チャンには、そういった気配はありませんでした。
さらに、体調が悪い中でのプレイだったというのですから、改めて、気持ちの強いプレイヤーなのだなと感じます。
私としては、マンチェスター・シティ戦の前に、アンカーとサイドバックの役割が重要になると書かせていただきました。
そういった意味では、エムレ・チャンが果たした役割は大きかったと思います。
エムレ・チャンの場合には、攻撃参加も好きなことから、アンカーポジションがあくこともあり、その場合には、他の誰かがカバーする必要が生じるわけですが、マンチェスター・シティ戦においては、非常に集中して、自分の役割を全うしていたと思います。
リバプールのアンカーといえば、ジョーダン・ヘンダーソンがいますが、ここ数シーズンは、どうしても怪我に悩まされる傾向にあり、フルシーズンを通じてのプレイが、なかなか難しい部分があります。
それを考えると、リバプールにはレギュラークラスのアンカーが、最低2人は必要ということになるかと思います。
そういった意味では、マンチェスター・シティ戦でエムレ・チャンが見せたパフォーマンスは、リバプールに光明を与えるものだったかと。
ユベントスが欲しがる理由が分かったような気もします。
あとは、リバプールとの契約延長がまとまるか?ですね。
エムレ・チャン本人も、マンチェスター・シティを倒したことで、より自信をつけたことでしょう。
リバプールに必要な存在なのだ!と、自ら立証してみせた姿。
ユベントスとの合意はしていない。
リバプールとも話し合いを続けていると明かしたエムレ・チャン。
マンチェスター・シティ戦のようなパフォーマンスを続けていけば、今後さらに高い評価を得ていくことでしょう。
ナイス・ファイトでしたね。