Emre Can
今シーズンをもって、リバプールとの契約が満了となるエムレ・チャンですが、いまだ契約延長の話はまとまっていません。
何が、エムレ・チャンにサインを躊躇させているのか？という部分は、いろいろ憶測はあったわけですが、昨日あたりから英国各メディアが、エムレ・チャンはリバプールに残留する条件として、週給の大幅アップを要求しているという記事を発してきています。
真偽のほどは定かではありませんが、プロのフットボーラーだし、サラリーアップを要求したとしても、悪いこととは言えないとも思います。
各メディアが報じているのは、リバプールがエムレ・チャンを残留させたいならば、週給£200,000を提示する必要があるということ。
ひとつ前の記事で書きましたが、現在モハメド・サラーが受けている週給は£90,000で、リバプールは新たに£200,000のオファーをするとされています。
エムレ・チャンとしては、リバプールでの最高給取りになろうということか？
前述したように、プロの世界ですから、サラリーアップを要求することがあっても不思議ではありません。
ただ、もしリバプールが、エムレ・チャン側の要求に応じて、£200,000を支払うとした場合、他のチームメイト達の心理面に影響は出ないのか？
私としては、その部分が気になります。
リバプールは今後、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネとの契約延長にも動くことでしょう。
その場合、エムレ・チャンのサラリーを基準にすると、果たしてどれだけの金額が妥当と見なされるのか？
また、仮にエムレ・チャンが移籍を決断した場合、これだけのサラリーを支払えるクラブは限られてくることでしょう。
常に名前があがるのはユベントスですが、最近ではマンチェスター・シティも狙っているという報道が浮上しています。
たしかに、シティならば、支払えるかもしれませんね・・・。
この報道が、果たして真実なのか？
それは分かりませんが、エムレ・チャンがあくまで週給額にこだわり、まさかのシティ行きを決めたとしたら、リバプールファンとしては、いたたまれない思いになることでしょう。
報道の信憑性から、まずは検証する必要がありそうですが、仮に事実だったとした場合、リバプールがどう出るのか？
他のプレイヤーとのバランスもあるし、ある程度の金額での着地点を探ることになるのでしょうか。