その去就が多々報じられているエムレ・チャンですが、イタリア・メディアの中には、既に個人レベルではユベントスと合意していると報じているところもあります。
しかし、エムレ・チャン自身が、ユベントスとの合意はまだしていないと語り、リバプールとも交渉は続けていることを明かしたそうです。
今シーズンをもってリバプールとの契約が満了となるエムレ・チャンは、いまだリバプールとの契約延長にサインをしておらず、このままいくと夏にはフリートランスファーとなる状況です。
その場合、行き先の有力候補としては、ユベントスの名前があげられていますが、リバプールに残る選択肢も残しているということでしょうか。
エムレ・チャンの言葉については、エコーが報じており、この場ではその一部、骨子をまとめてみたいと思います。
(Emre Can)
すべてぼくの代理人がやっているよ。
だけど、夏までは、ぼくはここにいる。
ぼくは、どこともサインをしていないよ。(ユベントスともその他のクラブとも)
それぞれ、話をしているところだ。
もちろん、リバプールとも話を続けている。
ぼくには、ここでの契約があるしね。
素晴らしいクラブだよ。
何て言えばいいかな?
代理人がやっているからね。
ぼくは、シーズンに集中し、パフォーマンスを高めてフットボールをするのみだよ。
このチームのために、ぼくはすべてを捧げるだろう。
エムレ・チャンの発言からすると、少なくとも1月に移籍をする考えはないようですね。
具体的に、エムレ・チャン側が、リバプールに何を求めているのか?
その部分が明らかになってくればいいのですが、さすがにリバプールとしても、契約交渉の細部はオープンにしないことでしょう。
あとは、リバプールとして、エムレ・チャン側に、どれだけ歩み寄れるか?
交渉は続いているようなので、現時点では、エムレ・チャンはフリーハンドでいる状態ということかと。
リバプールが、契約条件をどこまで変更して提示できるか。
今後の交渉が、前進するかどうかは、両者が歩み寄れる案を出せるかにかかってきそうです。