ホッフェンハイムに勝利し、チャンピオンズリーグのグループステージ進出を決めたリバプールですが、4点のうち2ゴールを奪ったのがエムレ・チャンでした。
ユルゲン・クロップ監督は、エムレ・チャンの活躍が、ことのほか嬉しかったようです。
というのも、エムレ・チャンは体調を崩しており、日本風にいえば、2日間ほどは寝込んでいた模様。
試合後におけるユルゲン・クロップ監督のコメントをエコーが報じていますが、それによりますと、体調不良(病気)を抱えていたエムレ・チャンは、試合前日に少しだけトレーニングをし、当日の午前中に戻ったそうです。
そこで、ユルゲン・クロップ監督が、「どうだい?」と声をかけたところ、「ぼくは100パーセントでプレイできます!」というこたえが返ってきたとのこと。
それを信じたユルゲン・クロップ監督がゴーサインを出し、エムレ・チャンが期待にこたえたといういきさつのようです。
気力も充実していたからこそでありましょう。
ユルゲン・クロップ監督は、エムレ・チャンのゴールを讃えており、「本当に素晴らしいゴールだった」とし、そのプレイぶりを「エクセレント」と称していたことから、余程嬉しかったのでしょう。
体調を崩しても、本番には戻り、全力を尽くす。
さらに結果を出す。
プレイヤーが頑張る姿は、監督の心を打ったに違いありません。
エムレ、よくがんばりました。
というわけで、そろそろ、契約延長もしましょうか。
フットボールは、一人ひとりのがんばりに基づいてのチームプレイなのですね。
その奥深さのひとつを教えてもらった気がします。