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自分の物語が同じように夢をもつ人々にインスピレーションを与えたらと語った遠藤航

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Wataru Endo

いつの日か、プレミアリーグでプレイをすることが夢だった。
とは、遠藤航がリバプールに加入した際にも話していたことでした。
その遠藤ですが、いまやレッズに欠かせない主力ですね。

昨年の夏、ブンデスリーガのシュトゥットガルトからリバプールへやって来た日本代表のキャプテンは、自分のキャリアにおいて摘むんで来た物語が、同じように夢を持つ人々にインスピレーションを与えるならば嬉しいという趣旨の発言をしています。
これは、LFCがオフィシャルで取り上げているもので、その中で遠藤は、例えばこんなことを言っています。

Wataru Endo
私のような選手が小さなクラブで育って、プレミアリーグでプレイをする姿を見るのは、日本のサッカー界にとって大きな意味がある。
夢見てはいたけど、まさかリバプールのようなチームでプレイをするとは思ってもいなかったよ。
具体的な何かがあったわけではなくて、単なる夢だったんだ。
いつかプレミアリーグでプレイをしたいとは思っていたけど、今その夢を叶えていることに気付いたよ。
夢を追いかけて努力をし、ここに辿り着けたことが本当に嬉しい。
私の話が、子ども達の将来にとって影響を与えることを願っているからね。
父がフットボールをしているところをよく見ていたから、私もフットボールをするようになり、友達ともよく遊んだよ。
Jリーグだけではなく、プレミアリーグの試合もよく見るようになって、いつかプレミアリーグでプレイがしたいと夢見るようになったんだ。
自分自身を信じているし、成功したいという決意が衰えることなど決してなかったよ。
間違いなく父が私にインスピレーションを与えてくれたんだ。
父は決して口数が多い方ではないけど、自分の頭で考え、自分の決断に基づいて行動し、自分の人生で行くべき道を決めるようにと、いつも言ってくれたよ。
たとえ良い結果を出したとしても、決して満足をすることはない。
それでも、プロのフットボーラーとして成功したいと思っているからだよ。

私は思うのですが、ブンデスリーガでもシュトゥットガルトは名門のひとつだし、そこでキャプテンを務めるとは素晴らしいことだと。
遠藤がリバプールのキャプテンになることはないと思いますが、ひとつ私なりに期待しているのは、どこかの試合でゲームキャプテンを務めてほしいということです。
遠藤が先頭となって、リバプールのイレブンを連れてピッチに入る。
想像しただけで、わくわくします。
遠藤の姿を見て、日本の子ども達が、夢見てくれればいいですね。

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