代表に呼ばれるということは、選手達にとって名誉なことだと思います。
特に、今年はワールドカップが開催されますので、代表に呼ばれるという意味は、より強いものになっていますね。
イングランドにとっては、日本時間明朝に開催されるドイツ戦が、文字通り最終メンバーを選考する事実上のラストマッチとなります。
リバプールからイングランド代表に参加しているトレント・アレクサンダー=アーノルドですが、先日のイタリア戦ではベンチに座っており、ピッチに立つことはありませんでした。
イングランドには、リース・ジェームズ、カイル・ウォーカー、キーラン・トリッピアーなどがおり、サウスゲート監督の中では、彼等の方がトレント・アレクサンダー=アーノルドよりも優先順位が高いようです。
そういうことになるだろうとは、ある程度予想はしていましたが、2試合ともにまったく起用されないという事態が起こるとは、私は想像できませんでした。
先日、イタリアとの戦いに敗れた際には、トレント・アレクサンダー=アーノルドをベンチに座らせておいたことに対して、疑問を呈する声も出ていたところです。
ところで、日本時間明朝に行われるイングランド対ドイツ戦ですが、トレント・アレクサンダー=アーノルドは、どうもメンバーから除外された模様。
Sky Sportsが報じ、BBCも続いて記事にしています。
イングランドのメンバー・リストに、トレント・アレクサンダー=アーノルドの名前はないと。
報道を見ると、トレントを抜いた1枠には、ブレントフォードのイバン・トニーを加え、チャンスを与えるようです。
怪我をせず、疲労も蓄積しなければ、リバプールファンとすれば、それでよいのですが、トレントの心中を思うとき、何かやるせなさを覚えます。
せっかく代表に呼ばれ、帯同をしたのに。
よく言われるように、イングランド代表には、右サイドバックをこなせる優れた選手が多数存在します。
私の個人的な意見では、それでもトレントは傑出していると思うのですが。
リバプールのフットボールスタイルとイングランド代表では、求めているものが違うし、チームメイトの動きも異なりますからね。
サウスゲート監督にはトレントを使いこなすことは出来ない。
結論めいたことを言ってしまえば、そういうことなのでしょうか。
トレントには、悔しい気持ちもあるでしょうが、その悔しさをプレミアリーグ、チャンピオンズリーグでぶつけてほしいと思います。