先ほど、グディソンパークで開催されたプレミアリーグ第30節、エバートン対リバプール戦が終了しました。
試合は0-0、スコアレスドローに終わっています。
長いブランク明けでの一戦とあって、非常に難しい試合であったことは間違いないと思いますが、結果はともかく、状態が良さそうに見える選手もおり、次節からに期待したいですね。
まず、スタメン出場を果たした南野拓実ですが、決して悪くなかったと思います。
中断前にピッチに立っていたときと比べれば、チームメイトからボールが出て来る頻度も増えたし、信頼を得てきた証かなと感じたところです。
ジョエル・マティプも縦に入れるお得意のフィードが冴えており、時にオーバーラップを見せるなど、状態の良さがうかがえました。
また、怪我から戻って来てしばらくは、本来のパフォーマンスが発揮出来ていなかった感のあるファビーニョも効いていたように思います。
最近周辺が賑やかになっているナビ・ケイタもがんばっていたし、この調子でアピールを続けてほしいですね。
良いプレイが出来ていたと思います。
そんな中、決して派手さはなかったものの、しっかりと、しかも素早くカバーリングに入り、チームに貢献していたのは、やはりジョーダン・ヘンダーソンだったように感じます。
当然ながら、出来れば勝ちたかった。
しかし、これもフットボールだし、特殊な状況下での試合ですから、今日は各選手のコンディションを見ることが出来たし、今後に期待をしたいと思います。
繰り返しになりますが、今日の試合は実に難しい面があったと思います。
今後、試合勘を取り戻す中で、プッシュして行けばよい。
むしろ、心配なのは、リバプールに負傷者が出ていることです。
左サイドバックで先発をしたジェイムズ・ミルナーが、ファーストハーフのうちに負傷交代。
アンディ・ロバートソンがベンチに入っていませんでしたので、ジョー・ゴメスが急きょピッチに入っています。
今日のリバプールに課題があったとすれば、右サイドに比べて、左からの攻撃が上手く機能しなかったことでしょうか。
これは、エバートンが上手く守った、防いで来たということかと思います。
ジェイムズ・ミルナーは、ベンチに戻りアイシングをしており、シリアスな怪我でないことを祈ります。
また、負傷者といえば、試合終盤にジョエル・マティプがピッチに座り込み、デヤン・ロブレンと交代をすることになりました。
こちらもシリアスな怪我でないことを祈ります。
過密日程の中、左サイドバックがロボ一人というのは不安だし、仮にジョー・ゴメスを左で使うならば、センターバックが不足します。
ジョエル・マティプの怪我、その状況次第ですが、ミルナー、マティプの状況については、今後リサーチをしてみたいと思います。
なお、この試合からは5人の交代が認められますが、リバプールはマックス、5人の交代枠を使っています。
■43分:ジェイムズ・ミルナー → ジョー・ゴメス
■46分:南野拓実 → アレックス・オックスレイド=チェンバレン
■65分:ナビ・ケイタ → ジョルジニオ・ワイナルドゥム
■65分:ロベルト・フィルミーノ → ディボック・オリギ
■73分:ジョエル・マティプ → デヤン・ロブレン
いろいろ難しい条件があった中でのプレミアリーグ再開。
あまりこの結果をネガティブに捉えず、次へ!と前進して行ってほしいですね。