この夏、リバプールにとっての重要な仕事は、絶対的なストライカーを獲得することだ!と、言われて続けてきました。
私も異論はありません。
しかしながら、シーズン開幕には間に合わないものの、ダニエル・スタリッジがいることを忘れてはいけないと思い、過日も、そのことに触れた記事を書きました。
昨シーズンこそ、長い怪我に悩まされ、ほとんど活躍できなかったスタリッジですが、リバプールへやって来た彼が、どれほど結果を出しているか!は、データを見るだけで分かります。
現時点でスタリッジは、リバプールでの公式戦に67試合に出場しており、実に40ゴールを記録しています。
かなりの決定力、ゴール率だと思います。
従来のコンディションを取り戻せば、ゴール量産も現実的なものとなることでしょう。
裏を返せば、スタリッジが戻って来るまでの間を、どうしのぐか?ということにも繋がります。
イングスやオリギが、リバプール初年で、どこまでやれるか!ということを見極めながら、以前も書きましたように、フィルミーノをトップ気味に配し、ゼロトップ的に戦うのも一手かもしれません。
もちろん、もう一人のビッグ・ストライカーが来てくれれば、それが一番の朗報ですが。
こう考えてくると、リバプールにとって、新シーズンの命運を握るのは、開幕戦から9月末までの2ヶ月弱を、いかに上手く戦うか!?ではないかと思えてきます。
そこを上手く乗り切れれば、自ずと光明も見えてくるのではないか・・・。
私は、そう考えています。
スタリッジに関しては、ファンの皆さんの間でも、不安感や不透明感を抱く方々が多いかと思います。
しかし、私はあえて、新シーズン、より強く、よりハングリーになって帰ってくるダニエル・スタリッジにかけてみたいと思っております。