ファビーニョのことを書いてみたいと思います。
2018年に、モナコからリバプールへやって来たわけですが、確か公式発表がなされたのは、日本時間では早朝だったでしょうか。
あの日、毎度早起きの私は起きていて、その知らせがアップされた瞬間を見ることができました。
移籍関係の情報はチェックしていたものの、正直、ファビーニョはノーマークでした。
びっくりした!というのが、率直な感想でしたが、現役のブラジル代表がやって来る!ということで、やはり心躍ったことが思い出されます。
大きな期待を担ってリバプールへやって来たファビーニョですが、そのスタートは決して順風満帆なものではなく、出場機会は極めて限定されており、ベンチに入れない試合もありましたね。
それでもファビーニョは、トレーニングに全力を尽くし、リバプールのスタイルに、イングランドのやり方に馴染もうと努力を重ねた。
ユルゲン・クロップ監督は、決して急がせることはせず、しっかりとフィットしてから起用する考えが当初からあったのでしょう。
そのファビーニョも、シーズンが進むにつれ、出場機会を得るようになり、やがてチームに欠かせない主力となって行きます。
アンカーとしてのプレイがすっかり板に付いたファビーニョは、プレミアリーグでナンバー1のディフェンシブ・ミッドフィールダーだと思えたほど。
昨シーズン、ヨーロッパチャンピオンに輝いたリバプールですが、ファビーニョの貢献も大きかったですね。
今シーズンもファビーニョには大きな期待がかかっていたのは事実だし、それを裏切らない活躍を見せてくれました。
ただ、怪我を負ったことは計算外。
ファビーニョを失って大丈夫なのか?と、ファンの間には危機感が奔りましたが、その穴はジョーダン・ヘンダーソンが埋めた。
さて、負傷から戻って来たファビーニョですが、100パーセントの状態に至るには、もうちょっとというところでしょうか。
トップフォームを取り戻せば、リバプールの心強い重鎮として活躍してくれるだろうし、焦らずにコンディションを整えてほしいと思います。
今、プレミアリーグは新型コロナウィルスの影響で長いオフに入っています。
先行きが見えないのは、プレイヤー達にとって辛いものだと思いますが、ファビーニョには、ぜひこの時間を活用してほしいし、プレミアナンバー1のアンカーとして自他共に認める存在になってほしいですね!
私に出来ることは、応援をし続けること。
がんばれ!ファビーニョ!
リバプールのセンターラインを固めるブラジルトリオ!
その活躍を願って。