2018年の夏、モナコからリバプールへとやって来たファビーニョ。
加入してからしばらくは、我慢の時期が続きました。
ベンチにさえ入れない試合があったほどに。
しかし、シーズン途中でチャンスを与えられると、以降主力として活躍しています。
これは、アンドリュー・ロバートソンのケースに似た部分があると思います。
チームにフィットするまでは起用を我慢する。
これが、ユルゲン・クロップ監督の考え方だと、リバプールファンも理解するようになってきていると思います。
クラブ記録となるリーグ戦13連勝を飾ったアウェイでのバーンリー戦。
マン・オブ・ザ・マッチはロベルト・フィルミーノであり、クリーンシートの立役者はファン・ダイク。
一方、私としては、ファビーニョの貢献度も非常に高かったと考えています。
厳しい守備ができるし、ブラジル代表でもありますので、パスが上手い。
バーンリー戦では、攻守において効いていたのではないでしょうか。
ファビーニョが定着することによって、ジョーダン・ヘンダーソンが本来やりたかったポジションに戻ることもできた。
ジョルジニオ・ワイナルドゥムもインサイドハーフとして起用をすることができる。
これは、大きな要素ですね。
今回はブラジル代表にも呼ばれたファビーニョ。
バーンリー戦でのパフォーマンスを見て、あのジェイミー・キャラガーもかなり高い評価をしているようだし、これからの活躍が楽しみですね。
ブラジルトリオは、リバプールの要になりつつあります。