
Fabinho
ファビーニョのことを書いてみたいと思います。
とても久しぶりな感がいたします。
リバプール不動のアンカーとしてチームを支えたブラジル代表。
中盤の底において傑出した存在感を見せ、ファビーニョがいればリバプールは負けない!とさえ思えたものでした。
今日、10月23日は、そんなファビーニョの誕生日。
ハッピー・バースデー!
ファビーニョは1993年生まれですので32歳になりました。
リバプールを離れ、サウジアラビアへ渡ったファビーニョでしたが、その決断に至るには、本人にしか分からない葛藤もあったことでしょう。
ファビーニョは、リバプール不動のアンカーだと書きましたが、アンフィールドへ来た最初のシーズンは決して簡単なものではありませんでした。
ユルゲン・クロップ監督は、なかなかファビーニョを起用せず、ベンチ外になることも。
しかし、それは時を待っていたのですね。
しっかりとプレミアリーグにフィットしたファビーニョは、シーズン途中から重用されるようになり、自分のポジションを確固たるものにしました。
ファビーニョが入ることで、ジョーダン・ヘンダーソンを一列前に出せるという恩恵も受けたのがリバプール。
ファビーニョがリバプールへやって来たのは2018年夏の出来事。
突然決まった感があったわけですが、リバプールのフロントは着々と動いていたのですね。
モナコからの加入であり、当時のファビーニョは多くサイドバックでプレーをしていました。
そのファビーニョをあくまでアンカーで起用したクロップ監督でしたが、センターバックの危機が訪れた際にはセンターバックもこなしたものでした。
特に、チャンピオンズリーグのバイエルン戦で、センターバックが誰もいない中、ファビーニョが担当し、バイエルンに完勝したことは忘れられません。
ファビーニョ在籍当時、栄華を誇っていたマンチェスター・シティを相手に恐るべきミドルを決めたのもファビーニョでした。
とにかく良い選手だった。
サウジアラビアへ行くと知ったとき、正直に言えば私はとても混乱しました。
しかし、今なら心から彼の幸せを願うことができます。
誕生日にあたり、ファビーニョの健康と幸せを祈ります。