いまや、リバプールに欠かすことの出来ないブラジル代表。
ファビーニョが、リバプールの一員になることが決まったのは、今から4年前の今日、2018年5月28日のことでした。
モナコからの加入でしたが、当時は若干の驚きをもって私はそのニュースに接しました。
リバプールがファビーニョを獲得!
その第一報がLFCからもたらされたのは、日本時間でいえば、かなりの早朝でしたが、私はたまたま起きておりました。
ファビーニョをどうもリバプールが狙っているらしい。
そんな記事が出始めたとき、いきなり来た!決まった!という印象をもって、私はニュースに接したものでした。
余談ですが、ファビーニョのリバプール入りが決まった日。
今日は、チャンピオンズリーグ決勝ですね!
ぜひ、良いことが待っていますように!と、願わずにいられません。
モナコからリバプールへやって来たブラジル代表でしたが、シーズン前半は出場機会の少なさに悩みもしたことでしょう。
ですが、それがユルゲン・クロップ監督のやり方であり、考え方だった。
完全にチームを理解し、フィットするまでは使わない。
シーズン途中から出場機会を得るようになったファビーニョは、存在感の大きさをアピールし、やがて不動のアンカーに成長して行きます。
ファビーニョがリバプールへやって来た当時のことを思い出すと、ユルゲン・クロップ監督が興味深いことを言っていたことが思い出されます。
プレイヤーとしての資質だけではなく、その人間性も重要で、すべてをチェックした上で獲得をするのだと。
あのとき、この場でご紹介をしたユルゲン・クロップ監督のコメントを振り返ってみたいのですが、次のようなことを言って、ファビーニョの加入を歓んでいました。
Jürgen Klopp
私達は、素晴らしいプレイヤーとサインをした。
しかし、私は同時に、素晴らしい人物であるかを考えるんだ。
ドレッシングルームでの彼の評判やトレーニングでの態度については、私達が話したあらゆる人から届いているよ。
こういった人物を私達のドレッシングルームに迎えるとなれば、私達のチームは、強くなる一方だろうね。
彼は、多くのポジションにおいて、最も高いレベルでプレイをするための能力とメンタリティーを持っている。
彼は、6番、8番、そして2番のポジションでプレイをすることが出来るんだ。
実にいいね!
彼は、戦術面で非常な強味を持っており、そのフットボールはスマートだ。
私は彼が、私達のチームを改善すると思っているよ。
今、そういうことが出来るプレイヤーは、多くはいないんだ。
私達のチームには、既にクオリティーの高いプレイヤーが揃っているからね。
まだ若いのもいいし、経験もある。
それに、ブラジル代表のキャップを持っていることが、彼についてもの語っていることだろう。
このサインにより、私達には新しい機会が与えられる。
エキサイティングだよ!
私は、サポーターが彼を大歓迎してくれると確信しているし、私達の素晴らしいクラブとアメイジングな街が、彼を迎え入れることだろう。
いろいろなポジションが出来るところもいい。
そう、ユルゲン・クロップ監督は語っていましたが、アンカーに最も適していると考えて、そのポジションを委ねましたね。
そんな中ではありますが、昨シーズンはセンターバックに負傷者が続き、ファビーニョはセンターバックまでこなしていました。
それでも不満が出て来ないのが、今のリバプールですね。
さて、今日はチャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリード戦です。
ファビーニョの復活はあるか!?
彼は出て来る。
そして活躍をする。
私は確信をしています。