そうなるだろうとは思っていても、いざ公式発表があると、何やら言葉に表せない感覚に襲われますね。
リバプールから公式発表があり、ファビーニョの移籍が決まりました。
行き先は、かねてから噂のあったサウジアラビアのクラブでアル・イテハドとなります。
ファビーニョですが、2018年5月にモナコからのリバプール入りが決まったものでした。
リバプールに在籍をしたのは5年間で、その間219試合の出場をし、5つの主要タイトルをクラブにもたらしています。
初めてのプレミアということで、リバプールでの初年は途中まで出番に恵まれませんでしたが、ユルゲン・クロップ監督がレギュラーとしてのポジションを与えると、リバプールに欠かせないアンカーとしての地位を築きましたね。
以前にもちょっと触れましたが、ファビーニョと言って印象に残っているのは、リバプールがセンターバックの危機に瀕したときには、最終ラインも担当してくれたことです。
チャンピオンズリーグでのバイエルン戦が特に印象に残っています。
Five trophies, 219 games and many memorable moments during his time at the Reds, @_fabinhotavares ✨ pic.twitter.com/h9e9lE5AMi
— Liverpool FC (@LFC) July 31, 2023
役割柄、さほどゴールが多い選手ではありませんでしたが、マンチェスター・シティ戦で決めたミドルは強烈でしたね。
あれには驚いたものです。
中盤の底で番人としての役割も果たし、厳しいタックルもファビーニョの特徴でした。
サウジアラビアへ行くことは、本人が選んだ道だし、これからの人生が良いものであることを祈ります。
ジョーダン・ヘンダーソンが去り、ファビーニョも行き。
リバプールにとっては、文字通り新しいチャレンジが始まる時になりそうです。
幸運を。