リバプールには、ディフェンスラインに負傷者が相次いでいる現状があり、直近の2試合では、ファビーニョがセンターバックを努めています。
具体的には、FAカップでのウルブス戦、プレミアリーグのブライトン戦です。
ファビーニョは、ミッドフィールダー、あるいは右サイドバックを本職とするプレイヤーですが、センターバックとしての役割も改善していく意思を持っているようです。
FAカップのウルブス戦に関しては、試合開始早々にデヤン・ロブレンが負傷交代をしたことから、若手達とのコンビネーションになりましたが、ブライトン戦では、ビルヒル・ファン・ダイクのパートナーを努め、見事にクリーンシートに貢献をしています。
ファビーニョは、ファン・ダイクが大きな助けになってくれたと語っています。
ファビーニョの言葉は、LFCがオフィシャルで伝えていますが、ここではその一部を私なりにまとめてみたいと思います。
(Fabinho)
先日のブライトンとの試合では、上手くプレイが出来たと思っているよ。
ファン・ダイクの近くでプレイをしていると、彼はとてもよく助けてくれるんだ。
とてもよく声を出してくれるし、ぼく達を導いてくれるね。
本当に、彼には助けられたよ。
ぼくは、トレント、それにヘンドとも良いコミュニケーションが取れた。
彼等は、ピッチで近くにいるプレイヤーだしね。
全体的に、あれはいい試合だったと思う。
このポジション(センターバック)で、ぼくはそんなにプレイをしたことはないけど、適応できたと思うんだ。
ぼくには、まだ改善すべきことがある。
ポジショニングとかね。
もし、ぼくがもっとこのポジションでプレイをすることになるならば、そういったことを改善していかないとね。
でも、それが当たり前のことなんだよ。
やはり、ファン・ダイクのコーチングは効いていますね。
ただ、声をかけられて、それを実践できるのですから、ファビーニョの適応能力も高いと言っていいと思います。
本来のポジションではないにも関わらず、誠実且つ実直にプレイをしてくれたファビーニョ。
ブライトン戦での功労者、その一人であることは、間違いないと思います。
さて、クリスタルパレス戦で、ファビーニョはどんな役割を任されるのか。
ここは注目ですね。