リバプールでの6年間。
競争力のある強いチームとし、大きな功績を残して、サディオ・マネはバイエルン・ミュンヘンへと去って行きました。
当然、リバプールに残ってほしい!という声も多かったわけですが、それはチームメイトにとっても同じだったようです。
リバプールのアンカーを努めるブラジル代表は、サディオ・マネにはリバプールへ残ってほしい。
そう説得を試みたのだそうです。
これは、ファビーニョがAthleticへ向けて語ったもの。
Fabinho
シーズンの終わりに、私はサディオと沢山の話をしたよ。
彼は私に、リバプールを去ることになると話してくれた。
私は、ずっと彼に言い続けて来たよ。’サディオ!ここに残ってほしい’と。
君は、ここでプレミアリーグとチャンピオンズリーグに勝利することが出来る。
だから、行かないでくれ!と言ったんだ。
ただ、彼の気持ちはもう決まっていたのだろう。
私達は、それを尊重しなければならなかったんだ。
サディオは、リバプールのシャツを着て、本当に良いストーリーを築き上げたね。
彼は、ここで6年間のプレイをし、その間には、勝つべきものすべてを勝ち取り、新しいチャレンジに出ることを決めたんだ。
それでOK!さ。
想像するに、ファビーニョは粘り強くサディオに話をしたに違いありません。
それでも、サディオの気持ちはもう固まっていた。
サディオ・マネの6年間。
リバプールのプレイヤーとして獲得できるすべてを得た、もたらしたと言っていいでしょう。
ファビーニョも、新しいチャレンジを受け入れ、尊重すると言っている。
長くフットボールのクラブを応援していると、こういう別れもいつかは来るものですね。
何より、ファビーニョの思いが嬉しい。
いまや、ファビーニョはリバプールに欠かせないアンカーです。
新シーズンも彼なしでは戦えない。
新しいメンバーと共に、リバプールの新時代を築いてほしいと思います。