リバプールへやって来てしばらくの間は、出場機会に恵まれなかったのがファビーニョ。
ベンチにさえ入れない試合もありました。
しかし、起用されはじめると見事なパフォーマンスを見せ、私はプレミアリーグを代表するアンカーになったと密かに思っております。
こういうプレイヤーの起用法、登用するタイミングを決断する手腕において、ユルゲン・クロップ監督は哲学を持っており、それがずばり!と、当たっていますね。
たとえば、アンディ・ロバートソンもそうだったし、アレックス・オックスレイド=チェンバレンにもその傾向はありました。
さて、2週間のウィンターブレイクに入っているリバプールですが、今週末の2月15日(土)には、プレミアリーグ第26節のノリッジ戦が待っています。
さらに、そこから中2日の2月18日(火)は、チャンピオンズリーグのアトレティコ・マドリード戦。
今回は、アトレティコ・マドリード戦で、ファビーニョはアンカーとしてスタメン出場を果たすのか?ということを考えてみたいと思います。
冒頭でも書いたように、ファビーニョは素晴らしいアンカーになっており、代えが効かないとも称されていました。
そんな主軸を怪我で欠いたリバプール。
リバプールファンはおおいに心配をしましたが、代役を務めたジョーダン・ヘンダーソンが、見事なパフォーマンスを発揮!
既にファビーニョは怪我から回復し、試合に出場をしておりますが、負傷前と比べると、あと一歩フィット感が戻っていなかったように思います。
少なくとも、ウィンターブレイクに入る前の段階であれば、ヘンドがアンカーを務めた方が、チームとして機能していたのではないか。
しっかりと見てみたいのは、この2週間という時間を得たファビーニョが、どこまでコンディションを向上させて来ているかですね。
本来の調子を取り戻せば、何も怖れることはありません。
この部分は、トレーニングでの状態をユルゲン・クロップ監督が、よくチェックするだろうと思います。
果たしてリバプールは、アトレティコ・マドリード戦で、ファビーニョをスタートから投入するのか?
それとも、この試合に限ってはヘンドに任せるのか?
これは、結構注目すべき点だと思います。
リバプールが、今後も連勝を続けて行くためには、ファビーニョの復調が必要不可欠。
良いトレーニングを積んで、またあの素晴らしいパフォーマンスを見せてほしいですね。
リバプールが誇るブラジルトリオ。
中央、縦のラインを担う3人が、揃って輝く時を楽しみに待ちたいと思います。