チャンピオンズリーグ・グループステージでのナポリ戦で足首を負傷し、長期離脱をしていたファビーニョですが、復帰の目途が見えて来たようですね。
ファビーニョ本人も良い感触をつかんでいることは、フランスのTV、Telefootでのインタビューで語っていたこととして、既にご紹介をしたところです。
同様のインタビューの中で、話題はキリアン・ムバッペのことにも及んだそうです。
ファビーニョとムバッペは、モナコ時代のチームメイトであり、2015-2017の2年間、一緒にプレイをしています。
私の記憶では、ファビーニョがリバプールへやって来た早々にもムバッペを褒めるコメントをしていたと思います。
ファビーニョは、相当ムバッペを高く評価しているようで、同局のインタビューでは、「ネイマールよりも早くバロンドールを授賞するだろう」としています。
一方、2019年のバロンドールに値していたのは、ベストプレイヤーであるサディオ・マネだとも語っているところです。
その流れで、ムバッペについて、こう言ったそうです。
「彼をリバプールで歓迎したい」
ただし、ムバッペのようなプレイヤーを獲得するには、膨大なマナーが必要となり、非常に困難なことだとも語ったとのこと。
まだ若いし、今、ムバッペを獲得しようとすれば、天文学的な移籍金が発生するでしょうからね。
リバプールが、あるいはユルゲン・クロップ監督が、一人のプレイヤーにそれほどの移籍金を用意するか?は、若干疑問の余地がありそうです。
近年は、移籍金の額、その相場が高騰し、感覚が麻痺するような事態になっていますが、この傾向はいつまで続くのか。
一方、リバプールの現実としては、獲得した時点と比べると、市場価値が数倍に跳ね上がっていると見られるタレントも多く、それだけプレイヤーの長所を生かす地盤が出来ていると言っていいのかもしれません。
ビッグネームを連れて来ることには、確かに夢があるし、そのことを否定はしません。
ただ、あまりに法外な金額を支払うことは、クラブ運営にリスクを伴う場合もあるし、慎重に行きたいですね。
それらのことを承知した上で、ファビーニョは純粋にムバッペという若者の才能を讃えている。
そういうことなのかなと受けとめております。