昨日、7月8日の土曜日から、リバプールは新シーズンのトレーニングを開始しました。
代表に行っていた仲間もいますので、初日は限られた顔ぶれとなりましたが、ファビーニョは昨日からのトレーニングに参加しています。
そこで、Liverpoolfc.comのインタビューを受けており、新戦力としてアレクシス・マック・アリスターとドミニク・ソボスライを連れて来たことは良いことだとし、歓迎の意を表しています。
プレミアリーグは、世界でも最も激しいリーグだと言われており、中でもリバプールの場合には厳しいプレスに行くなど、かなりのエネルギーを必要とするスタイルです。
そこでファビーニョは、中盤には少なくとも6人が必要だと考えているようです。
ジェイムズ・ミルナー、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、ナビ・ケイタが去り、ローンで来ていたアルトゥールも去りましたので、単純に枚数だけを見ても、リバプールには中盤の補強が必要となります。
インタビューの中でファビーニョは、こんなことも言っています。
Fabinho
ここ5、6年で本当に重要だった3人の中盤を失ったことになると思うよ。
そのポジションに何人かの優れた選手を連れて来ることは良いことだね。
なぜなら、私達が必要としているからさ。
我々のプレイの方法、プレイの激しさからすれば、このポジションには3、4人ではなく、常に6人の選手を必要としているんだ。
だから、この2人(マック・アリスターとソボスライ)が一緒にいることは良いことなんだよ。
既に対戦をしているから彼等の良さも分かっているし、その彼等がチームにいることは良いことだね。
(ロベルト・フィルミーノ等がチームを去った後に、チームをどう創って行くか?)
そうだね、フットボールというのは、そういうものだよ。
良き友人を失うこともある。
ボビーの場合もそうだけど、彼と彼の家族の幸せを祈っているよ。
私達は、今いる選手達にフォーカスしなければいけない。
今現在で言えば、アレクシス・マック・アリスターとドミニク・ソボスライがやって来たということさ。
まだ、彼等には会っていないよ。彼等にはあと2、3日の休暇があるからね。
私達はただ、彼等が私達と一緒にやる準備が出来ていることを願うばかりだよ。
彼等が適応するための助けにもなるし、彼等ができるだけ早く準備を整え、チームの考えを理解してくれることを願っているよ。
新しくやって来る仲間が、早く適応してくれることを願う。
ファビーニョがリバプールへ来た当時のことを思い出すと、やはり苦労をしたことが思い出されます。
ほとんどプレイができず、時にはベンチ外になることさえありました。
辛抱し、リバプールのスタイルにフィットするように努力したファビーニョは、やがてリバプールに欠かせないアンカーとなって行きます。
適応の早さというのは、本当に人によって様々ですね。
ファビーニョやアンディ・ロバートソンのように、相当の我慢をして不動の地位を築く場合もあれば、ルイス・ディアスのようにいきなりフィットすることもある。
アレクシス・マック・アリスターに関して言えば、プレミアリーグのことを熟知しているし、そこはアドバンテージになると思います。
ドミニク・ソボスライもまだ若いですから、吸収力は高いのではないでしょうか。
まず、リバプールがすべきことは、開幕を控えて、より良いプレシーズンを過ごすことですね。
良い状態で、新シーズンをスタートさせたいものです。