チャンピオンズリーグのミッティラン戦で、センターバックとして先発出場を果たしたファビーニョですが、ファーストハーフのうちに怪我を負い、29分にはリース・ウィリアムズと交代しピッチを去っていました。
試合後、ユルゲン・クロップ監督が話したことをLFCが伝えており、「今は、私には分からない」としつつ、「明日の朝には分かるだろう」という趣旨の発言がありました。
やはり、筋肉系のトラブルだそうです。
「明日の朝」と書きましたが、現地時間でのことですから、日本時間では水曜日の夜に分かる。
そういう理解でよいと思います。
素人考えで恐縮ですが、センターバックに負傷者が続き、ファビーニョが代役を務めて来たわけですが、普段とは筋肉への負荷のかかり方も違うと思うし、短期間で連戦もこなしていることから、無理はあったのかもしれません。
ただ、ファビーニョに頼らざるを得ない状況であったことも確か。
今は、ジョー・ゴメスが怪我なくがんばっていますが、ジョエル・マティプの復帰は遅れています。
マティプの場合には、怪我をした時、どうしても復帰まで時間がかかる傾向はあり、今後リバプールは、センターバックをどうしていくかは明らかな課題ですね。
以前から私は、ファン・ダイクへの負担が重すぎるということを書いてきましたが、昨シーズンまでリバプールは、ファン・ダイクが全試合に出るような献身性を示すことで強さを保って来た。
その重鎮をピックフォードに壊されたことが、最も痛いわけですが、備えをしておく必要はあったようにも思います。
ジョー・ゴメスも素晴らしいプレイヤーですが、怪我が少ないタイプではなく、シーズンを通じて常にベストコンディションで行けるか?には不安もあります。
ここは、試合によっては若手を抜擢し、チームとしてディフェンス強化の意思をより強く持って行く必要がありそうです。
あとは、1月の移籍市場で、センターバックを獲得することは、いまやマストでしょうか。
この状況で、負傷者が続けば、誰かが出場過多になり、怪我のリスクが高まる。
何とか1月まで踏ん張って、しっかりと補強をしたいですね。
それは、フロントの考えにもかかってくるので、何とかファンの希望に応える動きを今回ばかりはお願いしたいと思います。
文末になりましたが、ファビーニョは、これまで本当によくやってくれました。
今回の怪我が、極力軽傷であることを心から祈ります。
1日も早い復帰を願って。