ファビオ・カルヴァーリョが、いよいよリバプールへやって来ることが決まりました。
既にお伝えをしたとおり、正式にメンバーとなるのは2022年7月1日。
それは、プレシーズンでのトレーニングにフルで参加できることを意味します。
リバプールには、若手の有望株としてハーヴェイ・エリオットもいるし、切磋琢磨してお互いのレベル向上を図って行ってほしいですね。
タイトルでは、リバプールでの起用法と書いてしまいましたが、まず先決なのはメンバー入りをすること。
ポジション争いが激しいレッズですから、自分の場所を得るためには、相当なアピールが必要になると思います。
一方で、ファビオ・カルヴァーリョは、多様なタスクをこなすだけのスキルを持っています。
いろいろ表現はありますが、彼のことをアタッキング・ミッドフィールダーと紹介するところもあれば、時にウィンガーとしているメディアも見受けます。
ファビオ・カルヴァーリョの利き足は右で、インサイドハーフでのプレイが得意で、ウィンガーとしても機能します。
また、やらせればNo.10の役割を担い、チャンスメイクをすることも可能。
実に、才能に恵まれた若者だと言えそうです。
リバプールは今、チームとして円熟期を迎えています。
あえてですが、課題があるとすれば、中盤のレギュラークラスの年齢が高くなって来ていること。
主力中の主力であるファビーニョ、チアゴ、ヘンドしかりと。
実際、ファビーニョは怪我で離脱中だし、チアゴも最終節のウルブス戦で負傷のため途中交代をしているし、チアゴの場合には、怪我が少ないとは言えません。
そんなとき、頼りになるのはジェイムズ・ミルナーですが、言うまでもなくミリーも年齢的には高く、もしリバプールが今後を見据えててこ入れをするならば、ミッドフィールダーだったかと。
それでいて、ワイドも出来れば尚更良いですね。
ファビオ・カルヴァーリョには期待しかありませんが、守備的ミッドフィールダーをどうするか?
その部分を、この夏リバプールが補強に動くのか?
注目してみたいと思います。
とにかく、若き期待の星がリバプールに来てくれたことは、歓迎の一言に尽きます。