リバプールの魅力は、そのスピードによるところが大きいと思います。
このスピードとは、走るということだけではなく、判断能力であったり、攻守の切り替えであったり、いろいろな要素がありますが、やはり最も分かりやすいのは、走っているときの最高速度かと。
単純にスピードといえば、リバプールでいえば、サディオ・マネとモハメド・サラーの名前が浮かびますね。
私も以前、サディオとモーのことを『スピード・キング』と、書いたことがあります。
ところが、以前のこと、試合中の走行スピードを計測したところ、ビルヒル・ファン・ダイクが最も速かったというデータが出たこともありました。
さて、単純な意味での走行スピードですが、Mirrorが、今シーズンにおいて、最も速く走ったリバプールのプレイヤーを1位から8位まであげています。
その結果を見ると、結構意外でもありつつ、なるほど!と、興味深く眺めていた私でした。
同誌によれば、2018-2019シーズンにおいて、最も速いスピードを記録したのは、レスター戦でのジョー・ゴメスだったとのこと。
以下、8位までをご紹介したいと思いますが、いずれも僅差のスピードではあります。
■2位:ビルヒル・ファン・ダイク
■3位:サディオ・マネ
■4位:トレント・アレクサンダー=アーノルド
■5位:アンドリュー・ロバートソン
■6位:モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ(同一)
■8位:ジョルジニオ・ワイナルドゥム
スピード順に並べて、トップ5のうち、4人がディフェンダーですね。
これは、守備力が向上してきたのも頷けます。
特に、センターバックの2人が俊足だというのは、現代のフットボールにおいて、大きなアドバンテージになりますね。
私が思うには、サディオ・マネやモハメド・サラーは、短い距離や狭いエリアでも、俊敏な動きが出来るという意味で、体感的には速い!のだと思います。
フットボールの場合には、短距離走と違って、スタートを同時にしなくてもいいわけだし、瞬時にトップスピードへ入れられるスキルがあれば、相手を抜き去れる。
とはいえ、リバプールのディフェンス陣が、これだけ速いとは。
今後、試合を観戦するときに、最終ラインのスピードをじっくり見てみたいと思います。
また、試合を観る際の楽しみが増えました。