新シーズンの開幕戦ではチェルシーと対戦をするリバプールですが、それを控えたプレシーズンで、ユルゲン・クロップ監督が最も怖れているのは怪我だと思います。
昨年の夏は、実に厳しい状況に陥りましたからね。
みんなが元気に揃って開幕を迎えられることを祈るばかりです。
今、リバプールはスケジュールに則ってフレンドリーマッチを行っていますが、時にこういった試合は「フレンドリー」とは名ばかりで、厳しく深いタックルが飛んでくることもあります。
いくらフレンドリーと言っても、選手がピッチに立ったならば、勝ちたい!という闘争心が燃えるものだと思いますし。
特に、リバプールのようなクラブと早々は試合ができる機会のないチームとやるときには注意が必要ですね。
フレンドリーマッチをあたかも決勝戦のように考えて、目の色を変えてくることもありますから。
ところで、負傷により前回のフレンドリーマッチでメンバー外となったドミニク・ソボスライですが、ユルゲン・クロップ監督もコメントをしたとおり軽傷だと見られています。
先日もちょっと書きましたが、ユルゲン・クロップ監督は「これがプレミアリーグだったら使っていた(メンバーに入れていた)」と語っていました。
バイエルン戦には間違いなく間に合うとも。
そのソボスライのお父さんが、DaveOCKOPで息子さんのことをちょっと話したそうです。
「トレーニング中のことで、ボールに足が挟まってしまい足首をちょっとひねったんだ。今はもうジョギングをしているよ」
いずれにしても、シリアスな怪我でなくて良かったと思います。
ソボスライが見せるボールタッチやパスの軌道、球質はエレガントですからね。
ポジション的にも、中盤にあって右に左に中央にとプレイする場所に工夫を加えており、もっと馴染んで来たらかなりの戦力になると思います。
アレクシス・マクアリスター、ドミニク・ソボスライともに若いのですが、落ち着きがあるというか、風格がありますね。
リバプールは、良い選手を連れて来たと思います。