移籍関係

ファーガソンがクロップ監督就任に「心配している」

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ユルゲン・クロップが、リバプールへやって来たことで、いまやメディアは大賑わいですが、あのマンチェスター・ユナイテッドの御大、アレックス・ファーガソンも、クロップ監督就任について、コメントをしています。

ファーガソンは、以前から、よくクロップを知っているようで、その人物を賞賛すると共に、クロップがリバプールの監督に就任することについては、「心配しているよ」と、ややジョークも交えて語っています。

「心配している」というのは、リバプールあるいはクロップのことではなく、「リバプールが強くなってしまう」という意味です。

(AF)
私は、彼を賞賛しているよ。

強いパーソナリティを持ち、妥協せず、物事を決定する。

ドルトムントでのキャリア、トップへ引き上げたことは、彼の功績であり、私は彼が、これからも上手くやっていくと思っているよ。

あまり、リバプールのことは言いたくないね。
なぜなら、彼は上手くやっていくだろうから、心配しているよ。

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ファーガソンは、ある種、クロップに親近感を抱いており、リバプールでの成功を確信しているようです。

それが、マンチェスター・ユナイテッドにしてみれば、心配の種だと・・・。

一方、ファーガソンは、リバプールの移籍委員会についても、コメントしており、監督にしてみれば、そういった委員会が存在することは、非常に仕事がやりにくい・・・とも語っています。

さらに、ファーガソンは、クロップが、それを受け入れるとは思えないという趣旨のことも言い添えており、やはり今後のリバプールの体制を考えるとき、重要なポイントになりそうです。

責任を分散すれば、一人が傷つくことはないとはいっても、短時間で強いチームにするためには、責任を集中させたほうが、効果が出るのも早いことでしょう。

おそらく、クロップが就任するにあたって、移籍委員会の件については、既に話し合いが行われていると思うので、追々、そういった情報も出て来るとは思います。

ある意味、クロップは、世界のトップ・プレイヤーに対しても、顔がひろいし、ここは、クラブとしても、腹をくくって、クロップに補強に関する全権を委ねるほうが、得策だと、私は思うのですが。

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