フェルナンド・トーレスが、リバプールへやって来たのは、2007年夏のことでしたが、アンフィールドでのデビュー戦は、その年の今日、8月19日でした。
コップ達の期待を背負っていたのは、言うまでもありませんが、相手はあのチェルシー。
簡単にゴールが奪えると考えていた人は、少なかったと思います。
しかし、フェルナンド・トーレスは、決めましたね。
左サイド寄りから、トントンと、ディフェンダーを誘うように、仕掛けようとするように、駆け引きをした直後には、思い切りのいいシュート。
アンフィールドでのデビュー戦で、見事に難敵チェルシーからゴールを奪ったとき、会場は、大歓声に包まれました。
あの時の光景を、私は今でも、よく憶えています。
あの頃のフェルナンド・トーレスには、何とも形容し難い雰囲気がありましたね。
チェルシーへと移籍した後は、何かと苦しみもしましたが、ことリバプール在籍時代におけるフェルナンド・トーレスは、一級品のストライカーだった。
間違いなく、そう言っていいと思います。
また、あの時代は、フェルナンド・トーレスを囲む仲間達も、彼を活かそうと、素晴らしい貢献をしていた。
まさに、チーム!という言葉がぴったりな連携が印象的だったリバプール、一つの時代だと思います。