エルニーニョと呼ばれたレッズの9番。
リバプールファンからこよなく愛されたストライカーでした。
もしかしたら、エルニーニョ?誰それ?という方々がいらっしゃるかもしれません。
かつてリバプールで活躍をしたスペイン人プレイヤーであるフェルナンド・トーレスのことです。
もし、ifの世界ですが、トーレスが長くリバプールの一員として活躍し、タイトルを獲っていたら、ラファ・ベニテス時代のリバプールで最も愛された選手になっていたかもしれません。
まあ、スティーブン・ジェラードは別格ですが。
今日、3月20日は、そんなトーレスの誕生日。
ハッピー・バースデー!エルニーニョ!
トーレスは1984年生まれですので、41歳になりました。
当時を思い出すと、トーレスの人気はすさまじかった。
日本人のファンも多かったですね。
何せ、プレイが格好いいし、しかもイケメンと来ていますから。
特に、スティーブン・ジェラードとのコンビネーションは絶品で、お互いに信頼を置いていたのだと思います。
スティービーは、何とかトーレスにゴールを決めさせようとしていたし、トーレスもスティービーからは必ずボールが出て来ると信じていた。
絶妙なコンビネーションでした。
そのトーレスが、まさかのチェルシー行き。
愛憎という言葉がありますが、トーレスを愛していただけに、あのときのリバプールファンは怒り狂った。
あの時、トーレスが下した決断は、後日談で言えば間違っていたのかもしれません。
いや、間違っていましたね。
間違いなくトーレスがそのキャリアにおいて最も輝いていたのはリバプール時代だった。
選手としての晩年、トーレスはキャリアの中で最高のパートナーを問われ、迷うことなくスティーブン・ジェラードの名前をあげていました。
飛ぶ鳥を落とす勢いであっても、何かボタンの掛け違いが起こると、選手の運命は歯車が狂ってしまう。
ただ、今の私は、トーレスにおめでとうと言えます。
フェルナンド・トーレス。
リバプールでのデビューを飾ったのは、2007年8月11日。
リバプールでの公式戦出場は142試合。
その間に決めたゴールは81。