かつて、リバプールのエースとして活躍をしたフェルナンド・トーレスですが、やはりあのチェルシーへの電撃移籍が、フットボーラー人生を狂わせてしまった感も否めません。
しかし、今は故郷ともいえるアトレティコ・マドリードへ戻っており、落ち着くべきところへ落ち着いたという思いもいたしますが、Mirrorが報じるところによれば、来る1月でのローン移籍を希望しているとか。
同誌によれば、フェルナンド・トーレスとしては、アトレティコ・マドリードにおいて、先発の機会が減っており、ローンという形で、残りシーズンはプレイしたいという意向があるようです。
その希望については、ニューカッスルのラファ・ベニテス監督、サウサンプトンのマウリシオ・ペジェグリーノ監督へも伝えてあるとのこと・・・。
ラファ・ベニテス監督については、ご存知のとおり、フェルナンド・トーレスをリバプールへ連れて来た存在であり、マウリシオ・ペジェグリーノ監督は、ラファ・ベニテス体勢の際に、リバプールのアシスタントコーチを務めていたという経験があり、フェルナンド・トーレスとすれば、いわば旧知の仲。
受け容れる側の意向もありますし、どうなるか?は、未知数ですね。
今シーズンのフェルナンド・トーレスですが、リーガ・エスパニョーラについては、現時点で先発出場は、1試合しかない状況です。
1984年3月20日のフェルナンド・トーレスは、33歳になりました。
歳月が流れるのは、早いものですね。
少し前に、スティーブン・ジェラードへ寄せるダニエル・スタリッジの思いなどを、ちょっとだけ書きましたが、リバプール時代のフェルナンド・トーレスは、スティーブン・ジェラードをはじめ、チームメイト達から、「ほら、ゴールを決めなよ」というパスをもらっていましたからね。
ただ、それらも過ぎたこと。
今、どうするか?が、フェルナンド・トーレスにとって重要なことであり、大きな分岐点を迎えているのかもしれません。
ローン移籍の話がまとまるか?は、分かりませんが、もしプレミアリーグへ戻って来ることがあったならば、リバプール戦以外で、活躍してくれることを願っています。