フットボール界には、常に移籍の噂というものがあるわけですが、季節的にその頻度が高まっている感があります。
特にリバプールの場合には、アタッカーの名前が多々報じられていますね。
さて、昨年来、リバプールが関心を示しているとされるプレイヤーとして、バレンシアのフェラン・トーレス(スペイン)の存在があります。
フェラン・トーレスは、2000年2月29日生まれで、20歳になったばかり。
2月29日に生まれているというのは、何かを持っているのか?などと、単純な私は思ってしまいます。
さて、そのフェラン・トーレスについて、バレンシアのレジェンドであるフェルナンド・ゴメス氏が語ったそうです。
同氏曰く、フェラン・トーレスは、非常に高いスキルを持っており、クロップのスタイルにフィットすると。
これは、フェルナンド・ゴメス氏がTribalfootball.comへ向けて語ったもので、そのことをエコーも取り上げています。
その一部をご紹介すると、次のような発言がありました。
彼は、非常に若くして出て来たが、それは成熟の証でもある。
スキルにあふれているし、1対1に優れており、実に素早く、その上ゴールを決めることもできるね。
彼は、インサイドでもプレイが可能だ。
スペースを利用することができ、カウンターアタックの際にはチームの中に入り込めるし、ポゼッションでも行ける。
彼ならば、どのチームへ行っても上手くやれるだろうね。
それに、様々な言語にも対応できるよ。
イングランドもそうだ。
勿論、リバプールであっても、他のチームであってもね。
クロップのシステムは、彼に合っているし、プレッシャーと要求にこたえるだけの強いメンタリティーを持っているよ。
ここまで書いてのご紹介になりますが、この発言をしたフェルナンド・ゴメス氏は、バレンシアのスポーティング・ディレクターを務めています。
バレンシアの重鎮が、リバプール、ユルゲン・クロップ監督の名前を口にした。
これは、何かが動き出す前兆でしょうか。
フェラン・トーレスとバレンシアとの契約は、来年の夏で満了になると見られており、もし契約延長がなければ、今年の夏での放出が濃厚とも言われています。
果たして、スペインの若きアタッカーが、リバプールのユニフォームを着る日が来るのか。
多くのクラブが関心を示しているタレントだと報じられる中、クラブのスポーティング・ディレクターの発言は、意味深なものを感じます。