プレミアリーグ 代表関係

FIFAがブラジル代表選手の出場容認声明を発表

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Fabinho


インターナショナルマッチウイークでワールドカップ予選が各地で開催されましたが、英国ではレッド・リスト対象国へ選手が行った場合には、10日間の隔離期間を設ける定めを設けていました。
そこでプレミアリーグは、ブラジル代表などへの選手派遣を見送ったわけですが、黙っていなかったのはブラジル代表で、5日間出場停止のペナルティーを求めてFIFAに制裁を要請していたところです。
しかし、その後状況が変わり、この場でも今朝方書きましたように、ブラジル代表は要請を取り下げ、ブラジル代表の選手達もプレミアリーグに出場できるようになりました。

今回、LFCがオフィシャルで報じているのは、正式にFIFAが声明を出したということ。
出場停止の処分を課さないことを発表したというものです。

よって、リバプールでいえば、リーズ戦にブラジル代表のメンバー達が出場出来ることになります。
ロベルト・フィルミーノは、チェルシー戦の試合中にハムストリングを痛めており、リーズ戦は欠場と見られていますが、アリソンとファビーニョはオッケー。
クラブと国が歩みよれてよかったと私は思います。

新型コロナウイルスのパンデミックの中、これはフットボールに限らない各国ごとの政策があり、そこをつつき始めたら泥仕合になってしまいます。
LFCが紹介しているFIFAの声明についてですが、「誠意、善意、協力」に基づくものだとしています。
英国政府等からの働きかけもあったようです。

その上で、出場を禁じる措置を取り下げる決定をしたと。
いろいろ混乱しましたが、結果的には良識的な判断だと私は思います。

ワールドカップを控え、今後もクラブと各国代表チームは良い関係を築いていかなければならない。
何より、最も辛い思いをするのはプレイヤー達なのですから、今後も良心に基づいて知恵を出し合い、よりよい道を探ってほしいですね。

アリソンとファビーニョが不在となるのは、リバプールにとって実際大きな痛手でした。
この措置が撤回されたことは歓迎したいと思います。
世界的に感染症の恐怖が拡がる中、お互いの立場をよく理解しあって、最善の方法を今後も探って行ってほしいですね。

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