プレミアリーグ

ファイティング・スタイルでアーセナルを粉砕したリバプール

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Takumi Minamino


ホーム・アンフィールドを舞台に、4-0のスコアでアーセナルに圧勝したリバプール。
まず私は、キックオフ直後の展開について意外に感じていました。
想像以上にアーセナルが激しく来ており、リバプール陣内に人数をかけ、高い位置からプレスをかけて来ましたね。

今日のアーセナルは戦闘モード全開だと思ったものでした。
ただ、最終ライン、ゴールキーパーにプレッシャーをかけられてもリバプールは慌てていなかった。
そして試合は闘争心に満ちたものになりました。

あのアルテタ監督が激昂する姿。
応戦するユルゲン・クロップ監督。
それは、監督も戦っているというメッセージとしてピッチの中にも伝わったことでしょう。

やがてリバプールが主導権を握り、プレス、カウンター、セットプレイと冴えまくります。
攻撃陣が揃ってゴールを決めるという結果も素晴らしい。
トレント・アレクサンダー=アーノルドのクロスも冴えていたし、コスタス・ツィミカスが入れるクロスも面白いボールが随所にあったと思います。
また、特筆すべきは、中盤の集中力が途切れず、厳しい圧力をアーセナルにかけ続けたことでした。

アーロン・ラムスデールが再三にわたりファインセーブを見せますが、それでもリバプールはアーセナルゴールに襲いかかった。
まさに、ファイティング・スタイルでガチガチにやり合った結果がこれだったと思うのです。

現実問題として、リバプールには負傷者が多く、特に中盤が厳しい状況でした。
それは、スタメン発表時のベンチメンバーを見れば一目瞭然。
しかし、リバプールは真っ向から戦いに行った。
迫力のある試合でした。
こういう試合を見せてくれるからリバプールファンはやめられません。

若手のタイラー・モートンがプレミアリーグのピッチに立ったことも嬉しいニュースだし、古巣対戦となったアレックス・オックスレイド=チェンバレンも気迫のこもったプレイを見せた。
やはり、パッションにあふれた試合というものは、リバプールに似合っているし、見ていて楽しい。
ハイボルテージとなったアンフィールドで繰り広げられた本気のバトル。
リバプールがアーセナルを文字通り粉砕した時でした。
あとは、1人ずつでも負傷者の復帰を待ちたいですね。
チーム力を充実させ、大切なのは常に首位のチームを射程圏内におさめておくことだと思います。
本番は、これからです!

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