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リバプールに違いをもたらすロベルト・フィルミーノ

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ロベルト・フィルミーノのことを書いてみたいと思います。
『ボビー』と呼ばれ、多くのリバプールファンから愛されるロベルト・フィルミーノは、まさにユルゲン・クロップ監督が目指すフットボールを具現するトップ・プレイヤーだと言っていいでしょう。
高い技術を備え、それでいてフォア・ザ・チームに徹する姿勢には、見ていて感動さえおぼえます。
あらゆる面でスキルが高く、決定力もありつつ、仲間を活かすプレイも巧み。
いまや、リバプールに欠かせないタレントであることは間違いありません。

ロベルト・フィルミーノは、1991年10月2日生まれ。
2015年の夏に、ホッフェンハイムからリバプールへやって来たわけですが、リバプールに加入して早々は、まだ役割がはっきりしておらず、その本領を発揮させてもらえなかったと、私は思っています。
そのロベルト・フィルミーノが、真にブレイクを果たすのは、ユルゲン・クロップ監督がリバプールへやって来た以降となります。
ユルゲン・クロップ監督は、ロベルト・フィルミーノにストライカーとしての役割を与え、解き放たれたかのように、ボビーはインパクトを残しはじめます。

今までにないストライカーのタイプだと言っていいと思うし、ある意味偽9番という表現も若干当たるかなと。
トップでも素晴らしいプレイを見せるし、一列下がったポジションでも、ワイドでも、それぞれの役割をしっかりと果たし、リバプールのスパイスになっています。

ボールコントロールが抜群なことは勿論、躯の使い方も上手く、狭いエリアでもテクニックを見せつけるスキル。
それでいて、泥くさいプレイも惜しみなく行い、まさに献身性の高いプレイヤー。
リバプールにとって、かけがえのない存在になっていますね。
私は思うのですが、ユルゲン・クロップ監督が目指すチームをつくり、理想とする戦術を実行に移すには、ロベルト・フィルミーノなしでは考えられないだろうと。
おそらく、今後はブラジル代表でも重要な位置を占めることでしょう。
どれだけ応援しても足りないハードワーカーです。
ボビーは、リバプールの宝。
そう言っていいと、私は思っています。

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