4-0という大差で好調のサウサンプトンに快勝をしたリバプール。
試合結果だけを見れば、かなりの差があったように感じると思いますが、少なくともファーストハーフは決して楽な戦いではありませんでした。
ファーストハーフについては、両チーム共にゴールが生まれなかったわけですが、そんな中でもロベルト・フィルミーノの巧さは、輝いていました。
そのボビーが、ファンの選ぶマン・オブ・ザ・マッチに選出されています。
おめでとう!ボビー!
結果と感想の稿でも書かせていただいたとおり、この試合でのマン・オブ・ザ・マッチを選ぶのは、かなり難しい作業だったと思います。
僅差での勝利ならば、アリソンになっていた可能性もあったことでしょう。
それぞれのプレイヤーがハードワークをし、チームへ貢献しようとする姿勢が垣間見られました。
アレックス・オックスレイド=チェンバレンが、先制ゴールを決めてからは、リバプールのゴールラッシュが始まり、ボビーは自身の得点こそなかったものの、華麗なアシストで大きな貢献を果たしています。
また、柔らかいボールタッチ、間の取り方など、何かしらボビーは、純粋にフットボールを楽しんでいるようにさえ見えました。
なので、ボビーがマン・オブ・ザ・マッチに輝くことは不思議ではない。
私は、そう感じています。
試合を決めに行く際、リバプールはジェイムズ・ミルナーの力を借りることが多いわけですが、その頼りになるミリーが今は不在。
さらに、サディオ・マネを欠いていた中にあって、連勝は止まりません。
4ゴールという大量点を奪う布石をボビーは打っていた。
そう考えることも出来るかと思います。
とにかく、ファンタスティックなプレイぶりでした。
私はよく、『新しいタイプのリバプールの9番』という言い方をしてきましたが、そのボビーが、まさに本領発揮をした。
そんな試合だったように感じます。
重ねて、言いたいと思います。
ボビー!おめでとう!と。