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チェルシーにとって完璧なストライカーはゴンサロ・イグアインではなくロベルト・フィルミーノ(ルート・フリット)

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ルート・フリット。
この懐かしい響き。
私なりに最も印象に残っているのは、やはりマルコ・ファンバステン、フランク・ライカールトとのオランダ・トリオでのミラン時代でした。
そのルート・フリットですが、一時期チェルシーにおいてプレイング・マネージャーを務めており、チェルシーがゴンサロ・イグアインを連れて来たことを心配しているようです。

結論から書いてしまえば、ルート・フリットの考えでは、チェルシーに必要なのはゴンサロ・イグアインではなく、完璧なのはロベルト・フィルミーノだと。
勿論、ロベルト・フィルミーノがチェルシーに来るなどとは考えていないでしょうが、そういうタイプこそが、今のチェルシーには必要だという考えを持っているようです。

これは、ルート・フリットがBBCにコラムとして寄稿したものです。
その中で、ルート・フリットは、こんなことを書いています。

「私が間違っていることを望むよ。本当にね」

「しかし、イグアインはクロスを欲しがる古いタイプのストライカーだ。それに、彼が常にフロントにいたら、多くのボールは見ることが出来ないだろう。アザール、ウィリアンのプレイからしてね」

「彼等二人は、中へと入って来るし、ドリブルをしながらシュートを放つ。彼等自身でやろうとトライをするんだ」

「だから、彼等はターゲットマンを必要としていない。チェルシーは、そういうやり方をしてきていないし、サッリの元でもやっていない」

こう述べた上で、ルート・フリットは、チェルシーにとって完璧なストライカーは、リバプールのロベルト・フィルミーノだとしています。
勿論ボビーは、ノット・フォー・セールですが、ルート・フリットの気持ちも理解できます。
そりゃあ、ボビーならば欲しいでしょうて。

何やら、ゴンサロ・イグアインを連れて来たことで、オリビエ・ジルーもストレスを感じているようで、地元フランスのメディアへ向けては、移籍も示唆する発言をしているようですね。
チェルシーにとって良かれとして行った補強が、むしろ裏目に出て、チームの求心力が失われていくのか。
それは、今後の戦い方を見ていく必要がありますね。
少なくとも、ルート・フリットの眼には、非常に心配な事態として映っているようです。

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