新しい年が明けて以来、好調を維持しているロベルト・フィルミーノですが、ユルゲン・クロップを称して、これまで一緒にやって来た中で最高の監督だ!と語っています。
リバプールへやって来て早々のフィルミーノは、コパ・アメリカに参加していたこともあり、十分なトレーニング期間を経ておらず、本来の才能を発揮するには至っていませんでした。
また、フィルミーノの出番がまわってきたときも、求められている役割が不明確な部分もあったように思います。
そんな状況にあったフィルミーノを思い切って前線で起用しつつ、自信を植え付けてきたのは、ユルゲン・クロップだと言っていいでしょう。
(RF)
彼がここへ来てくれて以来、ぼく達はとってもハッピーにやっているよ。
彼は、チームのプレイスタイルを変えたし、今ではぼく達は、より良くプレイできるようになってきたんだ。
このプレッシングスタイルは、多くのものを与えてくれるね。
ぼくは、彼の考え方が好きなんだ。
彼は、ぼく達のために、彼自身の哲学を教えてくれる。
ぼく達は、日々改善していけることが、とっても楽しみになっているんだよ。
フィルミーノに関しては、クロップがブンデスリーガ時代から注目していたと明かしているとおり、その才能を活かしやすい役割を任されるようになってきたと思います。
間違いなく、フィルミーノにとっては、クロップ効果がプラスに働いたのではないでしょうか。
調子をあげたフィルミーノに加え、怪我から戻ったフィリペ・コウチーニョもコンディションをあげてきています。
この2人のブラジル人攻撃コンビに、フィット感を取り戻したダニエル・スタリッジが加われば、リバプールの攻撃力は、かなりアップすることでしょう。
コウチーニョも、クロップのやり方が好きだと語っていたし、その哲学が浸透してゆく中で、リバプールの総合力が向上していくことに期待したいと思います。