現在、新型コロナウイルスの影響によりストップしているリーグ戦。
ヨーロッパの動きを見ていると、まずドイツ、ブンデスリーガが再開を発表しています。
プレミアリーグについては、まだ決断がくだされていませんが、そんな中、まずFIFAが動いたようです。
1試合における選手交代枠を3人から5人へ増員するとのこと。
これは、FIFAがルールを司る機関であるIFAB(国際フットボール評議会)に申請をし承認されたもので、この決定をFIFAが発表しています。
メディアではSky Sportsなどが報じています。
ただし、交代のカードを切れる回数ですが、5人といっても試合中は3回までとハーフタイムでの交代を行うことになります。
ゆえに、マックスの5人を交代させるためには、どこかで複数以上の選手を同時に入れ替える必要があります。
試合の流れを極力止めないためないための措置かと思いますが、この方式はフレンドリーマッチなどでも用いられており、さほど混乱はないものと思われます。
次に、今回の改正では、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)についても、それを利用するか?は、各国リーグの判断に委ねられるとのことで、使用しないという方向も選択が可能となります。
新型コロナウイルスの関係で、チームとしてのトレーニングが出来ていない状況ですので、必然各選手は万全なコンディションをもって再開に臨むことは難しい。
そういう意味では、妥当な判断かと思います。
現代フットボールは、非常に運動量が多く、アップダウンも激しいことから、選手にかかる負荷も重いものがあります。
少しでも選手の負荷を減らすように、すぐに出来ることから手を打っていくことは必要かもしれません。
FIFAの決定は、今後の再開議論にも一石を投じそうです。