先ほど、カラバオカップ準決勝のセカンドレグ、フラム対リバプール戦が終了しました。
試合は1－1のドローとなり、2試合トータルで3－2でリバプールの決勝進出が決まりました。
カップ戦ですから勝ち上がることに意味があるし、これでよいと私は思います。
先制をしたのはアウェイのリバプールで、11分にルイス・ディアスが決めたものでした。
後方からのロングフィードをルイス・ディアスが胸トラップして相手ボックス内に侵入し、つっかけるようなドリブルを加えて右足でのフィニッシュ。
縦のロング・フィードを出したのはジャレル・クアンザーでしょうか。
77分には失点を喫しましたが、ハリー・ウィルソンに左から入り込まれた形でした。
リバプールは、試合の進め方において慌てたり、焦っている印象はまったくなく、決勝へ勝ち上がるための仕事をしたと思います。
そんな中でも、いくつかカオイムヒン・ケレハーにファイン・セーブもありましたね。
今日の試合、その終盤でアンディ・ロバートソンが入って来るか？とも思ったのですが、そこは無理をさせませんでした。
その分、途中からイブラヒマ・コナテを投入し、最終ラインにはファン・ダイク、ジャレル・クアンザー、イブラヒマ・コナテを揃える陣形をとったリバプール。
これは、今後の試合において、新たなオプションになり得るかもしれません。
途中からアレクシス・マクアリスターに代わってピッチに入ったカーティス・ジョーンズですが、そのままアンカーを努めたわけですが、やはりカーティスの良さが出るのは一列前ですね。
このへんは、遠藤航が帰って来れば改善できるだろうし、カーティスも得意なポジションで仕事が出来るようになることでしょう。
ゴールを決めたルイス・ディアスは、2024年になってからすこぶる元気だし、とても良い兆候です。
そんな中、誰か1人を選びなさい！と言われたら、私も困ってしまいますが、意外に思われる方々もいらっしゃるとは思いますが、私はファン・ダイクの名前をあげたいと思います。
ファン・ダイクがいることで、ディフェンスが崩されることを回避できていたように感じたからです。
カップ戦ですから、勝ち上がることに意味があります。
決勝進出を決めましたので、あとはトロフィーを掲げるために、しっかりとチームの状態を整えておきたいですね。
今日は、ロボがベンチに入ったし、トレント・アレクサンダー=アーノルド、ドミニク・ソボスライの復帰も近づいて来ています。
期待しましょう。
なお、この試合でリバプールは4枚の交代枠を使っています。
そちらをご紹介して、この稿を閉じたいと思います。
■67分：アレクシス・マクアリスター→カーティス・ジョーンズ
■67分：ダルウィン・ヌニェス→ディオゴ・ジョタ
■83分：コーディ・ガクポ→ボビー・クラーク
■83分：ライアン・フラーフェンベルフ→イブラヒマ・コナテ