今シーズンのリバプール。
その戦いぶりを見ていると、両サイドバックが絡んでのチャンスシーンが多いことが分かります。
トッテナム戦においても、その片鱗は確かに見えました。
リバプールのサイドバックは、ご存知のとおり、右にトレント・アレクサンダー=アーノルド、左はアンドリュー・ロバートソン。
アンドリュー・ロバートソンは、ロベルト・フィルミーノの先制ゴールをアシストしているし、９０分の決勝ゴールは、記録上オウンゴールになっていますが、それに繋がるモハメド・サラーのヘッドへクロスを提供したのは、トレント・アレクサンダー=アーノルドでした。
強さをいかんなく発揮するときのリバプールは、必ず両サイドバックが良い動きをしていると思うのです。
二人とも、まだ若いし、これからへの期待が大ですね。
トレントに関しては、ディフェンス面で、内側にカットインされる動きに対する対処面で、まだ改善の余地がありそうですが、本来スピードを持っているプレイヤーなので、場数を踏み、経験値を向上させることで、そのへんのクレバーさも身につけていくものと思います。
トレント、ロボ共に、良質のクロスを提供できるし、スピードに乗った中で、リバプールはゴールチャンスを演出することができます。
この二人にかかる期待は、これからも大きくなってゆくことでしょう。
サイドバックは、試合中常にアップダウンを繰り返すタフなポジションですが、スタミナ面でも二人は秀でていると私は思います。
今後、益々の活躍を期待したいし、更なるブレイクを果たし、ぜひワールドクラスと呼ばれるプレイヤーになってほしいですね。