2018-2019シーズンを振り返ると、リバプールにとって大きな収穫が多々生まれたと、私は思っています。
ひとつ、プレミアリーグのタイトルを逃してはいますが、ここは来シーズンへのモチベーションにしてほしいですね。
今回は、リバプールにとってポジティブであり、将来へ向けても期待大だと思われることについて、触れてみたいと思います。
それは、両サイドバックの躍動であり、貢献度の高さです。
リバプールは、右にトレント・アレクサンダー=アーノルド、左にアンドリュー・ロバートソンを起用しており、私としてはプレミアリーグ最高の両サイドバックではないか!と、思っています。
贔屓目は入っていますが、実際に、この両サイドバックがいたことで、どれだけリバプールの助けになったか。
数字だけでいえば、二人揃ってプレミアリーグでの10アシスト以上を記録しており、これは簡単なことではありません。
二人共に、まだ若く、この先長く活躍できるし、特にトレント・アレクサンダー=アーノルドは20歳ですから、もしかしたらリバプールのキャプテン候補と呼ばれる日が来るかもしれません。
キャプテンといえば、ロボについても、ファン・ダイクが推していましたね。
今シーズンのトレント・アレクサンダー=アーノルドとアンドリュー・ロバートソンを見ていると、クロスの精度がより高まり、ボールの質が非常に良くなっていると感じました。
どうぞフィニッシュしてくださいというボールが多かったですね。
また、惜しみないランニングをする姿も魅力です。
あえて課題を言えば、右についてはジョー・ゴメスも慣れており、こなすことができますが、ロボに何かあったときのバックアッパーでしょうか。
ロボは怪我に強い体質だと思いますが、万が一の時に備えておくことが、常勝への道。
今は、ジェイムズ・ミルナーがいてくれますので、何とかやり繰りが出来ていますが、今後数年のことを考えたとき、左サイドバックをどうするか?は、チームとしてしっかり考えていく必要がありそうです。
私が言うまでもなく、チームはよくよく検討をしているでしょうが。
いまや、リバプールのストロング・ポイントとも言える両サイドバックの存在。
どんどん成長して、大輪の花を咲かせてほしいと、心から願います。