プレシーズンの出鼻をくじかれた感さえ漂うラヒーム・スターリングの去就問題ですが、スティーブン・ジェラードも、今の状況について、好ましくないと思っているようです。
今回の騒動は、今に始まったことではなく、昨シーズン終盤あたりから、ずっと引きずってきたものだと思います。
もちろん、スターリング自身、あるいは代理人の問題が主たるものですが、こういった状況にまで至ってしまったことは、クラブ側としても、よくよく身を引き締めて事実関係を見直し、今後どうしたらよいのか?について、真剣に取り組んでほしいと思います。
さて、嘆きにも似たジェラードが語っていること。
その一部ですが、ご紹介してみたいと思います。
(SG)
今、起こっていることは、決して好ましいことではないね。
この状況においては、皆がもっと大人になるべきなんだ。
ラヒームは、オーナーとブレンダンに自分自身で話をし、どうしたいのか?をしっかり説明すべきだよ。
病気などと言って欠席し、ツアーを拒否する必要なんてないんだ。
世界中には、何百万人ものリバプールのファンがいる。
ラヒームが、リバプールのユニフォームを纏っている姿を見たい!と、思っているファンがね。
だから、彼が取っている行為は、ファンのみんなにとって、フェアではないと思うよ。
アメリカへ行ったキャプテンにまで、心配をかけるスターリング・・・・( ̄。 ̄;)
思えば、スターリングは、辛辣な報道に叩かれる中、多くのチームメイトから守られてきました。
ヘンダーソン、ララーナ、トゥーレ、そしてスティーブン・ジェラード。
今後、どういう形で、彼の未来が決まるにしても、チームメイトから貰った恩、友情だけは、忘れないでほしい。
私は、そう思います。
現在、リバプールが置かれた状況で、一番の問題はといえば、スターリング個人の去就がどうのこうの・・・ということよりも、新しい門出にあたり、不満分子がチームの結束を乱していることではないでしょうか。
前述したように、そういった意味でも、クラブあるいは監督にも、責任ある対応が求められるように思います。