ジョルジニオ・ワイナルドゥムの加入は、ユルゲン・クロップにとって非常に嬉しいもののようでした。
ただ、その才能を高く評価されるワイナルドゥムだけに、オファーがあったのはリバプールだけではなかったようです。
トッテナム、エバートンも彼の獲得に熱心だったと言われています。
そんな中、ワイナルドゥムがリバプールを選んだ理由について語っています。
まず、もしワイナルドゥムがトッテナムを選んでいれば、チャンピオンズリーグへ出場することができた。
次に、エバートンのクーマン監督は、オランダの同朋です。
それでも、リバプールを選んだワイナルドゥム。
その理由は、ユルゲン・クロップとの会話にあったようです。
(GW)
彼(クロップ)が、ぼくに話してくれたことで、ぼくはとっても気分がよくなったよ。
彼は、ぼくに自信を与えてくれたんだ。
ぼくのフットボールのスタイルが好きだ!と言ってくれてね。
その上で彼は、ぼくのことをどうしてもチームにほしい人間だと言ってくれたんだよ。
そんな言葉を聞いたら、嬉しくないはずがないよね!
ぼくは幸せを感じたし、特に、それを伝えてくれたのが、あの偉大なユルゲン・クロップだったのだからね。
彼は、ドルトムント時代にも素晴らしい成功をおさめているよね。
そんな彼が、ぼくのことが必要だ!と、言ってくれるなんて、本当に嬉しいよ。
エバートンも関心を示してくれたよ。
だけど、リバプールのほうが、より強い関心を示してくれたことも確かなんだ。
ユルゲンは、その会話の中で、ぼくにとっても良いフィーリングを与えてくれたしね。
彼と話をして、ぼくはすぐにリバプールへ行きたい!って気持ちになったよ。
ユルゲン・クロップ流と申しますか、「このプレイヤーがほしい!」と思ったら、自ら直接対話をするという方法をとっているようですね。
その中でクロップは、しっかりとチームプランを示し、だからこそ「君が必要なんだ!」という説得をしているようです。
ワイナルドゥムも、クロップの言葉に心動かされた一人だということでしょう。
実際クロップは、その発言からも、ワイナルドゥムには相当の期待をしているようだし、おそらく出場機会も多く得られることでしょう。
今後、開幕までには、まだ数試合が残っています。
クロップが、タレント豊富な中盤にあって、ワイナルドゥムにどんな役割を任せようとしているのか。
その断片だけでも、しっかり見ておきたいと思っています。