
Giovanni Leoni
この夏、野心的な補強を敢行しているリバプールですが、ファンの間に不安要素があるとすればセンターバックでしょうか。
ファン・ダイク、イブラヒマ・コナテという絶対的な2人がいることで、例えばジャレル・クアンサーは出場機会が限定された。
そのクアンサーは新天地へと飛び立ち、ジョー・ゴメスには怪我の不安が拭えません。
ファン心理とすれば、誰か頼れるセンターバックを連れて来てほしいと思っていることでしょう。
一方で、前述したファン・ダイク、コナテがいますので、どれくらの相場感でリバプールが動くかは、多少読めない部分もあります。
そういった中、では若手で将来有望なセンターバックを連れて来たらどうか?という考えが浮かんだとしても不思議ではありません。
若手といえば、以前から噂は出ていたのですが、リバプールがパルマ所属のジョヴァンニ・レオーニ(イタリア)に関心を寄せており、この夏に動く可能性があると。
Sky Sport Germanyが報じています。
レオーニは2006年12月21日生まれの18歳。
センターバックとして十分に若い部類に入ります。
身長は190cmを超えており、フィジカルの強靱さには定評がある選手ではあります。
セリエAで頭角を現して来たレオーニを注視しているクラブは多いと聞きますが、今回の報道によれば、リバプールがこの夏に動く可能性はあると。
18歳であれば、ファン・ダイクやコナテと一緒にやることでスキルアップをするという考え方も取れますね。
ただ、パルマとしても決して金額面を低くする考えはないでしょうし、18歳とはいえ相当な移籍金が必要にはなりそうです。
リバプールにすれば払えない金額ではないと思いますが、他の候補との比較論になりますね。
ハードなタックルに行く場面もあり、スライディングで相手をストップすることも得意としているようです。
タックルといえば、ファン・ダイクの場合にはほとんど必要としていませんね。
その点ではタイプが異なると言えそうですが、18歳のディフェンダーということで、これから学ぶことも多々あることでしょう。
同じセリエAのライバルチームも注目しているというレオーニ。
まず、端正なマスクが印象的な若者は、その未来をどこに託すのでしょうか。
仮定の話ですが、もしリバプールへ来るならば、結構人気者になりそうな感はいたします。