
Marc Cucurella
この夏におけるリバプールの補強ポイントはどこなのか?
最優先にしているポジションがあると思うのですが、左サイドバックにもてこ入れが必要だとの意見はありますね。
下馬評では、ボーンマスに所属するミロシュ・ケルケズ(ハンガリー)が最有力だと見られており、リバプールとはいくつかの縁もあります。
ハンガリー代表であり、ドミニク・ソボスライとはチームメイトでありつつ、ピッチ外でも仲のいい友人関係であること。
また、2023年に当時ボーンマスのスポーツディレクターだったリチャード・ヒューズによってクラブに加入したという経緯があります。
(リチャード・ヒューズは現在リバプールのSD)
ところで、今回はグレン・ジョンソンの発言です。
ああ、グレン・ジョンソンとは懐かしい。
多くの方々がよくご存知だと思いますが、かつてリバプールでプレーをした元イングランド代表の右サイドバックです。
そのグレン・ジョンソンがWDW Bingoの取材を受けており、アンディ・ロバートソンの後継者について持論を展開しています。
このことはエコーも伝えており、グレン・ジョンソンの発言骨子は次のとおりです。
リバプールにとって、今夏の補強は非常に重要だ。
選手たちとすぐに馴染み、チームのメンタリティに合い、ドレッシングルームで埋もれない存在が必要だよ。
ミロシュ・ケルケズが最も多く名前のあがっている選手のようだが、彼が適任かどうかは分からない。もし私がリバプールでそういった立場なら、マルク・ククレジャの獲得に全力を注ぐだろう。
彼が私にとってのロバートソンの後継第一候補だ。彼が移籍可能かは分からないが、彼は間違いなくプレミアリーグで最高の左サイドバックであり、適切な価格であれば獲得可能だね。
昨年のユーロ以降、彼は大きく飛躍した。
特に数週間前のリバプール戦では、リーグで最も優れたウイングと対峙して、これまでで最も素晴らしいパフォーマンスを見せていたと思うよ。
まず、ククレジャをチェルシーが出すか?ということがありますね。
リバプールファンが誰を望むか?ということも重要ですが、年齢的にはケルケズの方がだいぶ若く、長くプレーができるかと思います。
ただ、確かにククレジャは、相手にすると厄介です。
今回は、ちょっとグレン・ジョンソンのことを書いてみようという気持ちもあり、取り上げてみました。
仮にリバプールが、右サイドバックにフリンポンを連れて来るならば、左右のバランスも大切ですね。
バランスとは消極的な意味ではなく、プレースタイルとして左右がより機能するかということで述べさせていただきました。
この夏は、左右のサイドバックに新しい血を注入するかが問われているリバプールです。